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2012年WMF/ノール モダニズム賞 発表



  • 日本建築学会四国支部 (撮影:北村徹)

歴史的建造物などの文化遺産の保護・保存を行なっているワールド・モニュメント財団(1965年設立・本部アメリカ)は、2012年10月4日に、世界のモダニズム建築の修復・保存活動の最たる例として、「八幡市立日土小学校」の修復・保存・再生に大きな役割を果たした建築家コンソーシアムを「2012年ワールド・モニュメント財団/ノールモダニズム賞」に選考した。

今回の日土小学校の選考に当たっては、①その建築設計の独創性と革新性 ②模範的な形で保護、保存され日本のモダニズム建築史に刻まれてきたこと ③1999年頃からの保存活動が幾多の困難を乗り越え地域社会と常に向きあいながら、その価値を再認識し修復・保存・再生に至った事などが評価された。

10月4日に開催された記者会見で、受賞者の代表として鈴木博之氏は、今回の受賞について
日土小学校は木造建築であるとともに、大戦後のモダニズム建築としてはじめての受賞であることに多くの価値があり、日々使用されている小学校という公共建築でもある日土小学校の修復・保存・再生の実例が国際的に認知されたという事は、日本国内では勿論のこと世界のモダニズム建築のこれからの保護・保全に多くの示唆を与えるであろうと語った。
授賞式は2012年11月13日に米国ニューヨーク州のニューヨーク国立近代美術館(MoMA)にて執り行われる予定。

本賞を受賞した建築家コンソーシアムは、鈴木博之(青山学院大学教授)・曲田清維(愛媛大学教授)・花田佳明(神戸芸術工科大学教授)・和田耕一(和田設計工房主宰)・武智和臣(ATELIER A&A代表取締役)・腰原幹雄(東京大学生産技術研究所教授)の6名と、八幡市で構成される。

ワールド・モニュメント財団
http://www.wmf.org/