




本来、家は、そこに暮らす人間の考え方・生き方を下敷きにしながら、千差万別であるべきではないでしょうか。たとえ家族の人数が同じであっても、家族のあり方が違えば暮らしは違うはずだから、間取りも、家の形も、違って然るべきだと思います。
しかし、nLDKという単語とともに、家が商品として流通するようになった昨今、多くの家は、間取りも、水回りも、似ています。まるで、家族が3人であればこの間取り、単身者ならこの間取り、というように、人間が家に暮らし方を強制されてしまうかのようです。
そこで、人間のまとまりの考え方を変えることから、新しい家のあり方を考えてみたいと思います。親と子という血縁によるつながりに限定することなく、家という生きるための環境を共有する人間の集まりを「脱家族」として再定義することから、家のあり方、家での集まり方、家の使われ方、家と家もしくは家と街の関係性を提案してください。
脱家族とは、単身者のみを指すわけではありません。むしろ家族のあり方を拡張する概念として捉えてください。たとえば、親子だけでなく子育てや介護をサポートしてくれる人を含んで家族と呼んだり、近所付き合いのような地縁のつながりであったり、共に仕事をする仲間であったり、あるテーマを共有したコミュニティであったり、さまざまなまとまりが想定されます。どこまでを家族と呼ぶのかというくくりについて、皆さんの世代らしい現代的な感覚を通じて、具体的に考えてください。
家の広さは自由です。必要に応じて、普通の家にはない機能を含んでも構いません。
かつての家では、仕事(生業)の関係者が出入りしたり、医者が出入りしたり、出産や冠婚葬祭が行われたり、寝食以外の、人間が生きると自然と巻き起こるとても多様な活動が受け止められ、さまざまな人々が出入りしていました。つまり、家とは、元来単体で完結する存在ではなく、同じ行動の繰り返しに留まるのでもなく、そもそも柔軟に開かれ、その時代・その土地を生きる人間にとっての合理性に基づき、定義は自由だったのだと言えます。
現代において家とはどのような場所であるべきか、どのような人間の集まり方があり得るのか、設計を通じて創造してください。
| 2025年11月28日 | 応募登録受付開始
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|---|---|
| 2026年5月7日 | 作品応募締切日 |
| 2026年5月中旬~下旬 (予定) |
一次選考(審査委員による書類審査)
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| 2026年6月下旬 (予定) |
二次選考(公開審査)
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【実物件化プロジェクト候補作品】上記審査も含めて、優れた作品で且つ実現性が高いと主催社(POLUS)が判断する作品があった場合には、商品化(実物件化)を視野に別途応募者と共同でプロジェクトを行う可能性があります。
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| 賞金総額 | 205万円 | |
| 最優秀賞 | 1点 | 50万円 |
| 優秀賞 | 1点 | 30万円 |
| 入選 | 3点 | 各15万円 |
| 佳作 | 5点 | 各5万円 |
| RI賞 (Real Ideas award) |
5点 | 各5万円 |
| UJ賞 (Under Junior award) |
10点 | 各3万円 |
RI賞(Real Ideas award)
実物件化プロジェクトの候補作品の中から特に優秀な5作品。主催社の審査によって選出いたします。
UJ賞(Under Junior award)
大学院生・大学学部4年生を除く応募者の中で特に優秀な10作品。
主催社の審査によって選出いたします。
2025年11月28日(金)~ 2026年5月7日(木)24:00まで
審査は一次選考(審査委員による書類審査)、二次選考(公開審査)の二段階方式で行います。
一次選考(審査委員による書類審査)
全応募作品を対象に審査し、一次審査通過作品5点、並びに佳作作品を選出します。
一次選考通過者・佳作受賞者には事務局より直接ご連絡するとともに、当サイトで一次選考通過者・佳作受賞者を発表します。
二次選考(公開審査)
一次審査通過作品5点(佳作は除く)による公開審査会を行います。発表者はプレゼンテーション(3分)および審査委員との質疑応答(7分)を行い、全グループの発表・質疑応答が終了した後、入賞作品を決定します。
発表者には、公開審査会でのプレゼンテーション用データを準備して頂きます。
データ容量300MB以内であれば表現方法は自由です。また、プレゼンテーションの言語は日本語のみとします。審査会当日に任意で模型の持ち込みも可とします。
詳細については、一次選考通過時に発表者へご連絡します。
配置図・平面図・立面図・断面図(各図面の縮尺は自由)、透視図・模型写真など、その設計意図を表現する図面。
(一次審査を通過した作品は、公開審査会時に任意で模型の持ち込みが可能です。)
JPEGファイル1点 に収めること。表現方法は、青焼き、鉛筆、インキング、着色、写真貼付、プリントアウトなどいずれも自由。
【JPEGファイル規定: A2サイズ(天地420×左右594㎜ 横使い)・データ容量:5MB以内】
課題に関する質疑応答は行いません。また規定外の問題は応募者の自由裁量とします。
2026年6月下旬に行われる公開審査会後に会場で発表するとともに、当サイトにて入賞結果を発表します。
POLUS -ポラス-
学生・建築デザインコンペティション 事務局
polus-competition@kenchiku.co.jp