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第12回関西建築家大賞が決定


「第12回関西建築家大賞」は、生山雅英氏(arte空間研究所)が受賞した。
同賞は、JIA近畿支部による同地域で活躍するJIA建築家に対し、優れた建築活動を顕彰する目的で発足されたもので、第12回においては2013年3月から募集をされた。
今回の募集は、近畿支部地域内に2003年1月1日~2012年12月末日までの10年間に建てられた建築2点の建築活動を行った建築家1名に対して与えられるもので、受賞した生山氏には賞状、賞牌及び副賞として100,000円が贈られる。
今回の審査委員は長谷川逸子氏で、建築が社会との共存、周囲との調和が取れているのかなど建築家が取り組む姿勢を評価することから「作品ではなく人を選ぶ」という趣旨で審査を行っており、同氏審査講評から、2005年竣工の「houju」、2012年竣工の「WW+」について両作品とも斜面地であるが故の土木的な配慮が出来ているなど誠実な建築づくりに取り組み、新たな建築を展開していく力を予感したことからの選出ということである。
また、同氏は関東の敷地は狭くてもフラットなことが多く、敷地から発想するよりコンセプチュアルであったり、アーティスティックな建築家の作品が多い一方、関西には真に日本の住宅となりうるような新しい建築が生み出されてゆく可能性を感じるということを述べられた。
同賞は、2年に1回で開催されており次回は2015年となっている。


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