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「a book for our future,311」ナガシズスケープワークショップ開催



  • オーナメント贈呈式

宮城大学・中田研究室は昨年の東日本大震災発生後の6月4日より、南三陸町長清水集落にて復興支援ワークショップ「a book for our future,311」を行っている。
ワークショップ正式スタートから一年になる6月2日、「a book for our future,311」の一年間の活動報告意見交換会・ナガシズスケープワークショップが志津川自然の家にて開催された。
意見交換会では高台移転造成案、日建設計逃げ地図チームから、5月27日に行われた「逃げ地図ワークショップ」で作成された長清水の逃げ地図の説明、逃げ地図を参考に宮城大学の学生が制作した浸水地区敷地利用案が発表された。
宮城大学大学院・武田さんと浸水地区敷地利用案を提案した日建設計・谷口氏は「普段使う道が何か有った時の避難に使う道に直結していれば、毎日避難訓練をしているのと同じ。子どもや孫に津波の事を伝承していく街づくりが可能になる。」と述べた。
活動報告会には多くの長清水の方々が参加し、学生の提案に耳を傾け、多くの質問や意見が出された。
学生の発表を受け、長清水集落契約講講長・須藤氏は「よりもっとリアルにみんなで土地のイメージを共有して、地域の皆で意見を出しあっていかなくてはいけない。移転に関しては取り決めにしたがっていかなくてはいけないが、浸水地域は自分たちの裁量でどうにかなりそうなので、学生の案を参考にして決めていきたい」と述べた。
報告会では長清水番屋(ゲンスラー小屋)オーナメント贈呈式も併せて行われた。

宮城大学 事業構想学部 デザイン情報学科 デザイン情報コース
http://d-info.jp/
togetter 長清水
http://togetter.com/t/%E9%95%B7%E6%B8%85%E6%B0%B4


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