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LIXIL住生活財団主催「国際大学建築コンペティション」ファイナリスト決定



  • 慶應義塾大学「BARN HOUSE」作品イメージ

  • スイス連邦工科大学「Transient Boundaries」作品イメージ

2011年10月に北海道広尾郡大樹町にオープンした、LIXIL住生活財団環境技術研究機構「メムメドウズ」。 実り豊かな、かつ自然条件の厳しい北海道の大地を舞台に、住まい手にとって真に豊かで快適な住まいとは何かを研究する為の施設である。

オープン記念および東日本大震災復興支援として昨年開催された「学生のための住宅デザインコンペティション」では、東日本の大学生を対象に「新しい家」をテーマに意欲的な作品を募集、最優秀に選ばれた作品(「町まとう家」早稲田大学)は、同財団の支援および隈研吾都市建築事務所監修のもと、メムメドウズ敷地内に今年度内の竣工を目指して進行中である。

その第二弾として、招待形式の「国際大学建築コンペティション」がこのほど実施された。
「ネクスト ジェネレーション サステナブルハウス イン大樹町」と題し、 寒冷地における、次世代へ受け継がれるべき未来型住宅を、 広く9ヶ国12の大学に対して募集。このうち11の大学からエントリーがあり、1次審査を経て選ばれた下記3つの大学が、4月27日(金)に都内で開催される公開審査会に臨む。
先の国内コンペ同様、最優秀受賞作品は公開で決定し、メムメドウズ敷地内に建設される予定。

[ファイナリスト ※アルファベット順]
・アアルト大学/Aalto University
 フィンランド/Finland
 作品名:「THE FIVE TREE HOUSE」
 指導教官:architect, research manager Kimmo Lylykangas
・慶應義塾大学/Keio University
 Japan/日本 
 作品名:「BARN HOUSE」
 指導教官:prof.Darko Radovic
・スイス連邦工科大学/Swiss Federal Institute of Technology
 Swissland/スイス
 作品名:「Transient Boundaries」
 指導教官:prof.Arno Schlueter

[審査委員]
・隈研吾(建築家・東京大学教授)
・野城智也(工学博士・東京大学教授)
・貝島桃代(建築家・筑波大学准教授)

なお、入賞学生と共に3校の指導教官も各1名来日。同公開審査会の最後に「わが国およびわが校の建築システムについて」をテーマに講演会も行なわれる。

公開審査会の聴講は無料、下記サイトにて要事前登録(登録締切4/15[日]、応募多数の場合は抽選)。サイト申込者の当日参加特典として、最優秀作品建設予定地である北海道大樹町「メム・メドウズ」1泊2日視察ツアー(5/25金-26土)に10名を無料招待する抽選会も審査会終了後に行なわれる。

国際大学建築コンペ 公開審査会聴講者募集ページ
http://www.kenchiku.co.jp/event/detail.php?id=3436
公益財団法人LIXIL住生活財団
http://www.lixiljsfound.or.jp/
4/27(金)最優秀賞決定!結果についてはこちら↓
http://www.kenchiku.co.jp/news/detail.php?id=502


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