国土交通省と文部科学省は25日、学校施設において電力や燃料のエネルギー消費を実質上ゼロとする「学校ゼロエネルギー化」の推進方策を検討する委員会を設置し初会合を開いた。
「学校ゼロエネルギー化」は、省エネ徹底によりエネルギー負荷の低減を図り、最低限必要なエネルギーを創エネ・畜エネ等の技術を活用し補うことでエネルギー消費の実質上ゼロをとするもの。
学校施設の運用的観点のほか、災害時に拠点として環境を確保できることも目的としている。
ゼロエネルギー化に際しての基本的方向性としては以下の項目が上げられている。
・良好な教育環境の確保(温熱環境、光環境、健康性、知的生産性 など)
・建築物の構造による省エネ化(設備機器の効率化・太陽光発電等創エネ技術適用など)
・再生可能エネルギーの積極利用
・ライフサイクルCO2・エネルギーを考慮
・電力については創エネと系統電力との関係について状況を整理。
以後は、小学校をモデルケースとしてシュミレーション結果をとり学校関係者へ向け「学校ゼロエネルギー化ガイドライン(仮称)」を作成し学校施設のゼロエネルギー化推進を図る。
学校ゼロエネルギー化推進方策検討委員会(第1回)の開催について
http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000324.html
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