公益財団法人日本デザイン振興会は2016年度グッドデザイン賞受賞結果を発表した。(9月29日)
応募件数4,085件から1,229件の受賞作品が決定。この中に2016年を象徴するデザイン「グッドデザイン大賞」候補6件と、「グッドデザイン・ベスト100」100件が含まれる。
審査委員長の永井一史氏は「全く新しいデザインもあるが、今世の中で求められているデザインは、生活の中のディテールを見つめ、一見変わりそうにないものをより深めていくものや、もともとあるものを作り替えず、新しい価値を加えて継続的に育てていくデザインと、デザインの方向性が変化している。」と述べた。
審査副委員長の柴田文江氏は「今年度の傾向として色々なメーカー、ジャンルがのものが補完しあって一つの新しい進化をしたものや、生活者や問題の当事者を巻き込んでデザインされた事例に良い事例があった。また暮らしに根付いたものに革新的なものが見られた。」と述べた。
グッドデザイン大賞候補はGOOD DESIGN Marunouchiにて開催中の「みんなで選ぶグッドデザイン大賞」展にて展示される。
「みんなで選ぶグッドデザイン大賞」展来場者は大賞決定投票を行うことが出来る。(10月23日まで)
今年度のグッドデザイン大賞候補(6件)は下記の通り。
〇乾電池関連商品 MaBeee(マビー)
ノバルス株式会社
〇トラクター YT3シリーズ
ヤンマー株式会社
〇賃貸共同住宅 ホシノシタ団地
小田急電鉄株式会社+株式会社ブルースタジオ
〇本 東京防災
株式会社電通+NOSIGNER+電通テック+株式会社たき工房+株式会社プレーンシップ
+株式会社トランス・メディア+岡本優太
〇ロボット・プログラミング学習キット KOOV
株式会社ソニー・グローバルエデュケーション+ソニー株式会社
〇世界地図図法 オーサグラフ世界地図
慶応義塾大学 政策・メディア研究科 鳴川研究室+オーサグラフ株式会社
関連イベントとして、全受賞作品展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2016」展が東京ミッドタウンにて10月28日から11月3日まで、東京ミッドタウン・デザインハブにて審査員76名が選んだ受賞作品展「私が選んだ一品2016」展(10月23日まで)が開催される。
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