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18年間にわたる東大での講義ノート「インダストリアルデザイン講義」


公益財団法人日本デザイン振興会常務理事を務める青木史郎氏による著作「インダストリアルデザイン講義」が上梓した。
青木氏が18年間にわたる東京大学工学部での授業をまとめた本著では、デザインを、単に「かたち」をつくり提示することだけでなく、産業の発展の中で再発見され活用されてきた思想・方法論として、産業の発展に不可欠なものと位置付け、デザインの歴史や思想、実際のデザインの展開と具体的な応用事例を紹介している。

構成
1.デザインの知
(1)芸術・技術・デザイン(2)デザインのかたち
2.産業社会とデザイン
(1)「デザイン」の誕生(2)「デザイナー」誕生(3)アメリカから日本へ(4)「商品デザイン」の完成(5)「デザインオリエンテッド」な商品づくり
3.日本企業とデザイン
(1)インハウスデザイナーの仕事(2)「企業デザイン」の系譜
4.デザインの今日的課題
(1)エコロジーデザイン(2)「人間中心」のデザイン(3)「経験」のデザイン(4)サステナブル・コミュニティ(5)適量生産・適正デザイン
5.21世紀のポイエシス
(1)思考のミッシングリンク(2)夢なき時代の希望
インダストリアルノート -事例・解説・思想-
デザイン関連書籍紹介

著者:青木史郎
装丁:松下計・阿部文香
発行所:一般財団法人東京大学出版会
体裁:A5判・並製・388ページ
価格:4600円(本体)
ISBN 978-4-13-062839-6


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