ヴァナキュラー・クラフトからデジタル・ファブリケーションへ - AA Visiting School Japan
概要

AAスクールのプログラムの一環として世界各国でそれぞれの土地に合ったVisiting Schoolを開催しています。今年は日本でも開催が決定しました。
本AA Visiting Schoolは、先駆的な実践者、VUILD(日本)、AA Hooke Park(英国)、Office Ten Architecture(英国)を結集し、伝統的クラフトとロボティック・ファブリケーションの交差点における木造建築の未来を探求します。
神奈川と能登半島を舞台に行われる12日間の集中ワークショップでは、日本の伝統的木造技術をいかに現代のデジタルプロセスへと翻訳できるかを探究し、最終的には能登における実際の建築物の設計・施工へと展開します。

会期

2026年7月27日(月)~8月7日(金)

会場

VUILD ワークショップ(神奈川県厚木市下依知1-7-24)& 能登半島(詳細未定)

内容

1. 木造建築の記録と分析
主にOffice Ten Architectureの指導のもと、参加者は7世紀の寺院建築から1990年代の量産型木造住宅まで、日本の伝統的および現代的木造建築の考察、フィールドワークを実施します。
活動内容:
ー東京近郊ツアー(詳細未定)
ー現地調査・実測
ー建築物の3Dスキャン
ー構法および仕口類型の分析
ー建築要素の体系的分解
本フェーズでは、デジタル・ワークフローへ展開するための技術的・歴史的基盤を構築します。

2. デジタル翻訳と設計展開
VUILDは、2024年1月1日の地震で甚大な被害を受けた能登半島における復興プロジェクトに携わり過去2年間、倒壊建築から回収した木材を収集・保管をしてきました。AA Hooke Parkは英国で実験・検証してきた高度なファブリケーション技術を活かし、本段階の技術設計を主導します。
参加者は以下に取り組みます:
ーRhinoおよびGrasshopperを用いた伝統構法のデジタルモデリング
ー回収木材を予測不可能で場所固有の入力条件として統合
(事前に倒木をスキャンし、マテリアルライブラリとしてアーカイブ)
ー伝統知と現代的ファブリケーションを融合するハイブリッド構法の開発
本設計プロセスではKUKAロボットを活用し、伝統とデジタル適応性の統合を目指します。

3. 能登での制作・設置
最終フェーズでは能登へ移動し、回収木材および倒木材を保管するための小規模ながら恒久的な構造物を建設します。
完成する建築は:
ー被災地域の材料を再利用し
ー伝統技術とデジタル・ワークフローの統合を示し
ー再解釈された形で木材を元の土地へと還元します
これは仮想課題ではなく、地域社会と関わる実践的な建設プロジェクトです。

対象

• デジタル・ファブリケーションの高度技術を学びたい建築・デザイン系学生
• 専門分野で継続的発展を目指す若手・実務者
• 木造建築、デジタル制作、ロボティクス、素材研究に関心のある方
• 1:1スケールでの実践制作に意欲的に取り組める方

参加費

£960 — 一般参加費(AAデジタルメンバーシップ1年分含む)
奨学金枠(8名)あり
申請面接希望者は下記問合せまでご連絡ください。

講師

VUILD、AA Hooke Park、Office Ten Architecture

オンライン説明会

2026年5月9日(土)19:00(日本時間)- https://www.eventbrite.co.uk/e/aa-visiting-school-japan-introduction-seminar-tickets-1986555874096?aff=oddtdtcreator

主催

Architectural Associaction School of Architecture (AAスクール)

問合せ

AAスクールスタジオマスター 鈴木絵里加 
erika.suzuki@aaschool.ac.uk
Architectural Association +44(0)20 7887 4000

詳細

https://www.aaschool.ac.uk/school/programmes/visiting-school/visitingschool-vernacular-craft-to-digital-fabrication


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