展覧会「隈研吾の『コツゴツ』哲学 過去から未来へ生き残るデザイン―髙田賢三へのオマージュ」
概要

「姫路は日本建築の聖地である」と言う隈研吾は、2021年より当地の姫路城、書寫山圓教寺そして姫路市立美術館の三大建築美に向き合い、その本質を独自のオノマトペ表現で「姫路城はツンツン、圓教寺はパラパラ、姫路市立美術館はコツコツ」と読み解きました。そして複数のプロジェクトを経た2024年度、空間と時間の概念を併せ持つオノマトペ「コツコツ」とそれを発展させた「コツゴツ」という造語を通じて、隈はその最新の境地を展観します。
本展では、隈がリノベーションを行ったパリの旧髙田賢三邸を再現した新作の模型や映像とモックアップや髙田の作品・遺愛品で構成されるインスタレーション、建築の模型やモックアップ約30点を展示し、隈と髙田の響き合うデザイン思考を紐解きます。また、書寫山圓教寺で進行中の「はづき茶屋プロジェクト」の成果を模型として披露します。はづき茶屋は、隈が敬愛する武田五一が設計した摩尼殿に対面して建つ休憩所で、参籠者が身を清める湯屋を起源とします。茶屋の名の由来となった開基・性空上人と和泉式部の出会いの伝説のように、武田と隈の時を超えた対話を通じて未来のはづき茶屋のイメージが展開されます。

会期

2024年12月7日(土)〜2025年2月2日(日)

休館日

月曜日(ただし1月13日は開館)、年末年始(12月28日から1月3日まで)、1月14日

開館時間

10:00-17:00(入場は16:30まで)

会場

姫路市立美術館 企画展示室他
(姫路市本町68-25)

アクセス

https://www.city.himeji.lg.jp/art/0000007568.html#index-1-38

観覧料

一般:700円、大学・高校生:400円、中学・小学生:200円

関連イベント

オールひめじ・アーツ&ライフ・フォーラム2024
日時:12月7日(土)13:00-16:00
出演:隈研吾、日比野克彦、チームラボ、大樹玄承(書寫山圓教寺長吏)他 ※敬称略
場所:アクリエひめじ 中会議室402-403
定員:120名(応募多数の場合は抽選になります)
申込:https://www.e-hyogo.elg-front.jp/hyogo/uketsuke/form.do?id=1729905943589
申込締切:11月29日(金)

講演会「『はづき茶屋』を遡る―書寫山圓教寺の歴史と信仰」
日時:12月8日(日)14:00-15:30
講師:柴佳世乃(千葉大学教授) ※敬称略
場所:姫路市立美術館 講堂
定員:80名(応募多数の場合は抽選になります)
申込:https://www.e-hyogo.elg-front.jp/hyogo/uketsuke/form.do?id=1731465207496
申込締切:12月2日(月)

講演会「『コツゴツ哲学』で今ここから世界を考える―22世紀へのパースペクティブ」
日時:1月12日(日)14:00-15:30
講師:隈研吾 ※敬称略
場所:姫路市立美術館 講堂
定員:80名(応募多数の場合は抽選になります)
申込:https://www.e-hyogo.elg-front.jp/hyogo/uketsuke/form.do?id=1731465701165
申込締切:12月25日(水)

講演会「隈研吾とフランク・ロイド・ライトー建築の生成」
日時:1月25日(土)14:00-15:30
講師:水上優(兵庫県立大学教授) ※敬称略
場所:姫路市立美術館 講堂
定員:80名(応募多数の場合は抽選になります)
申込:https://www.e-hyogo.elg-front.jp/hyogo/uketsuke/form.do?id=1731466033645
申込締切:1月20日(月)

主催

姫路市立美術館

お問合せ

TEL:079-222-2288
FAX:079-222-2290
お問合せフォーム:https://www.city.himeji.lg.jp/module/shareform.php?so_cd=7-1-6-0-0

詳細

https://www.city.himeji.lg.jp/art/0000029261.html


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