概要 | AXIS vol.229の特集で取材したTAKT PROJECTの吉泉聡氏は、「わかりやすい」が疑いの余地なくデザインの目的となっている現状に疑問を投げかけています。つくり手側が決めたひとつの意味しか持たない「一義的なデザイン」を超え、複数の意味が生まれていく「多義的なデザイン」こそが重要と説く彼は、能動でもなく受動でもない「中動態」という言葉に着目しました。そのきっかけとなった著作が、東京大学教授の國分功一郎氏による『中動態の世界 意志と責任の考古学』です。2017年に発表され小林秀雄賞を受賞した本作は、日本人にはあまり馴染みのない「中動態」という概念を専門外の読者にも理解できるよう記した名著です。今回のCONNECTでは両者の対話を通じて、デザインと哲学のインタラクティブな交流を目指します。デザインが直面する課題や問題意識を哲学という視点から読み解くことで、新たな地平が浮かび上がるかもしれません。ご参加をお待ちしています。 |
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日時 | 2024年9月19日(木)19:00-20:30(18:30受付開始) |
会場 | AXISビル B1F イベントスペース |
参加費 | 一般:1,000円 |
登壇者(敬称略) | 吉泉 聡(TAKT PROJECT代表) |
主催 | AXIS News letter |
申込・詳細 |
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