概要 | すまいを建てる、壊す段階において現在、儀礼的なものがどのように残っているか、あるいは現代の状況に合わせて新たに生み出された儀礼的なものはあるのか。いま、伝統的な儀式の枠を超えた現代的な文脈における「建てる儀礼」、それに老朽ストックや解体などすまいの課題に纏わる「壊す儀礼」も見られるようになった。 本シンポジウムでは、そういった建築儀礼の現代性に焦点を当てる。具体的には、現代宗教学見地から捉えた建築儀礼、奥会津の伝統的建築儀礼とその課題、そして、銭湯の解体儀式に見る「看取る儀礼」の事例を切り口に、現代日本のすまいにおける伝統的儀礼の受け継がれ方、そして信仰なき伝統が受け継がれる理由、そこに根付いた意図や思いの成り立ちを探究する。さらに、若者が始める新しい儀礼にも着目し、現代的な儀式活動を紐解きつつ、「儀礼のいま」を考察していく。 「コミュニケーション」としての機能を担う現代のすまいの儀礼が、合理化された建築生産の見直しにつながっていくのではないだろうか。 |
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日時 | 2024年11月11日(月)14:00-17:00 |
会場 | オンライン(ZOOM) |
定員 | 100名(先着順) |
参加費 | 無料 |
講演 | 《主旨説明》 権藤 智之(東京大学大学院 准教授)「すまいと儀礼のいま」 岡本 亮輔(北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院 教授) 宮内 貴久(お茶の水女子 大学基幹研究院 教授) 栗生 はるか(一般社団法人せんとうとまち代表理事・文京建築会ユース代表・法政大学江戸東京研究センター客員研究員) |
主催 | 一般財団法人 住総研 |
お問合せ | すまいろんシンポジウム事務局 |
申込・詳細 | 申込締切:2024年11月1日(金)17:00 |
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