概要 | 川崎清は、日本万国博覧会美術館(後の国立国際美術館)や栃木県立美術館などにおいて、先鋭的なコンセプトのガラス建築で脚光を浴びる傍ら、歴史景観への配慮からファサードを消す京都市美術館収蔵庫を設計するなど、環境と建築をテーマにした数々の斬新なアイデアで注目を集めた建築家であリ、さらには建築設計のシステム化やコンピュータ援用設計の先駆者としても知られる。 京都においては自らの建築作品のみならず、コンペの審査や行政指導を含め、数多くの施設設計に関わり、都市環境や風景づくりに大きな影響を与えてきた。本展では、代表作品でもある「京都市勧業館みやこめっせ」を舞台に、「環境」という文脈の建築化に挑んだ川崎清の活動を、建築作品の模型や手描き図面に加え、卓越した画才で描かれた墨画や書を展示し、紹介する。表象的な建築意匠からは顕われない設計に対する姿勢や思想を省み、川崎清が描いた「見えざる建築」への輪郭を共に再考したい。 |
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会期 | 2022年11月19日(土)〜27日(日) |
会場 | 京都市勧業館みやこめっせ エントランスエリア |
アクセス | |
時間 | 平日 11:00〜17:00、土日祝日 10:00〜17:00 |
入場料 | 無料 |
ガイドツアー | 「川崎清、建築の輪郭を巡る」
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ギャラリーガイド |
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主催 | NPO法人建築文化継承機構(JIA-KIT建築アーカイヴス) |
共催 | 金沢工業大学 |
問合わせ | 建築文化継承機構・JIA-KIT事務局 |
詳細 |
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