木の建築フォラム第27回公開フォラム「忘れられた大規模木造 -戦前~戦後の新興木構造-」
趣旨

 伝統木造建築、木造モダニズムといった文化財的価値が認められつつある古い木造建築の中で、新興木構造建築は戦前、戦時中の技術として木造技術史上は重要な位置づけにありながらなかなか一般の人に理解しづらいため、近年、残っていた大規模木造建築が壊されはじめています。改修前の東京駅の小屋組が新興木構造の最後と言われておりますが、現在その姿をみることはできません。
 新興木構造で用いられたジベルなどの当時の技術は現在の大規模木造建築においても十分応用可能であり、過去の技術から学ぶものも多くあるのではないかと思います。
 一方、地域に残る大規模木造建築は、地域での交流拠点、観光資源として期待されています。近年、地域の専門家として建築士会の会員などが積極的にかかわるとともに、資金調達も公的資金だけでなく、クラウドファンディングなど地元地域の支援による建物の保全活動も行われています。
 本公開フォラムでは、新興木構造の木造技術史としての価値を再評価しながら、その活用の可能性や建物の保全等に関して幅広く議論することで、新興木構造について皆さんとともに考えていきたいと思います。
 会場の東京大学生産技術研究所附属千葉実験所(柏キャンパス)では、東京駅の木造トラスの実物を見ることができます。

日時

2022年7月30日(土)13:30~17:00

会場

東京大学生産技術研究所附属千葉実験所(柏キャンパス)(予定)
(千葉県柏市柏の葉5-1-5)
現地(50名)+オンライン併用(300人)

アクセス

https://www.issp.u-tokyo.ac.jp/maincontents/access.html

参加費

ご参加には資料集(2,000円、税込・送料込、学生の方は1,000円)
またはリーフレット(500円、税込・PDF送付)をご購入いただく必要がございます。

プログラム
(敬称略)
13:30~13:40
<はじめに>「開催の趣旨」
13:40~14:10
<新興木構造の紹介>「建物紹介+全体像」東京大学生産技術研究所 腰原研究室
14:10~14:40
<新興木構造>「東京駅応急復旧屋根 文化財としての保存」若村耕平
14:40~15:00
<残された新興木構造 1>「「呉YWCA」 (オンライン)永冨彌古、家頭昌子
残したい所有者(素人)の相談したいこと
15:00~15:20
<残された新興木構造 2>「ヤマモトロックマシン」樫原節男
地域支援、クラウドファンディングの活用
15:20~15:40
<休憩、東京駅トラス見学>
15:40~16:00
<残せるか新興木構造>「峯山海軍格納庫」戦争遺産、技術史
16:00~16:50
<ディスカッション> 登壇者、腰原幹雄、青木謙治、(後藤治)
16:50~17:00
<まとめ>
主催

特定非営利活動法人木の建築フォラム
京大学生産技術研究所 建築物の総合的保存保全に関する研究グループ

問合せ

NPO木の建築フォラム事務局
E-mail:office@forum.or.jp
FAX:03-5840-6406

詳細・申込み

http://www.forum.or.jp/menu2_8.html#mtg27th


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