第58回 住総研シンポジウム「「脱炭素時代の住宅におけるグレートリセット」第1回」
要旨

「脱炭素時代の住宅におけるグレートリセット」

人類の活動によって生じる温室効果ガスの増加による気候変動が、世界に深刻な災害を引き起こしている現在、地球環境への負荷提言が喫緊の課題となっている。日本政府が掲げた2030年度までにCO2を46%削減(2013年度比)するという宣言の中で、家庭部門は66%の削減を求められている事を、国民一人ひとりが現実に喫緊の課題として受け止めているのであろうか?あと8年しかない今まさに行動のグレートリセットが求められている。
現在、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた政府の方針に沿った具体的な対策として、住宅の省エネルギー基準への適合を2025年までに義務化すること、2030年度以降新築される住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能を確保すること、2030年において新築戸建て住宅の6割に太陽光発電設備が設置されることを目指すこと、等が議論されている。
我々は地球環境問題と感染症によるパンデミックという相互に関係はあるが性格の異なる大きな問題に直面している。これを千載一遇のチャンスとして、あらゆる仕組みの見直しができるかどうかが問われている。ニューノーマルに適合した住宅ストック確保を実現するため、住宅を取り巻く状況の現状分析と課題抽出を行い、脱炭素時代の住宅におけるグレートリセットの方法について様々な観点から議論したい。

日時

2022年7月14日(木)13:10~17:00(開場 12:40)

会場

建築会館ホール
(東京都港区芝5-26-20)

アクセス

https://www.aij.or.jp/map.html

参加方法

会場およびオンライン(ZOOM)

  • 会場での参加をご希望の方は、当日は必ずマスクを着用してご来場下さい。
  • 会場にお越しの際は、検温並びにアルコール消毒へのご協力をお願い致します。
  • 風邪の諸症状のある方、海外から帰国後14日経過しない方の参加はご遠慮下さい。
  • オンラインでの参加の方は、録音・録画・撮影(スクリーンショット)はご遠慮下さい。
参加費

会場・オンライン参加共に無料

  • 会場では募金へのご協力をお願い致します。募金は支援金として被災地等にお送り致します。
  • 資料配布は会場での参加の方のみとさせて頂きます。
申込締切

2022年7月7日(木)

定員

会場参加60人/オンライン参加100人(共に先着順)

シンポジウム
(敬称略)

■主題解説
 秋元孝之(芝浦工業大学 教授)

■講演(講演順)
 田辺新一(早稲田大学 教授)「脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方」
 齋藤卓三(一般財団法人ベターリビング 認定・評価部長)「住宅の省エネルギー性能向上のための基準等見直し」
 池本洋一(株式会社リクルート SUUMO 編集長)「国内外不動産の省エネルギー性能表示と今後のあり方」
 秋元孝之(前掲)「パンデミックがもたらす行動変容とエネルギー消費」

■司会
 秋元孝之(前掲)

■パネリスト
 田辺新一(前掲)
 齋藤卓三(前掲)
 池本洋一(前掲)

※登壇者、講演テーマは変更になる場合がございます。

CPD

4単位

主催・問合せ

一般財団法人 住総研
e-mail:sympo★jusoken.or.jp (★は@(半角)に変えて下さい。)
TEL:03-3275-3078 FAX:03-3275-3079

詳細

http://www.jusoken.or.jp/symposium/jusokensympo_58.html


Cookie(クッキー)
当社のウェブサイトは、利便性、品質維持・向上を目的に、Cookie を使用しております。詳しくはクッキー使用についてをご覧ください。
Cookie の利用に同意頂ける場合は、「同意する」ボタンを押してください。同意頂けない場合は、ブラウザを閉じて閲覧を中止してください。