概要 | 本城直季は、大判カメラの「アオリ」を利用して、都市の姿をジオラマのように撮影する独特の表現で知られる写真家です。生まれ育った場所や世界に不思議な違和感を覚え、この世界を知りたい、俯瞰したいという思いを原動力に、制作を続けてきたという本城。その作品はまるでミニチュアの世界のようで、私たちにこの世界の実在と虚構を問いかけると同時に、被写体である「まち」や「ひと」に対する、作家のあたたかく愛おしげなまなざしを感じさせます。
初の大規模個展となる本展では、木村伊兵衛賞を受賞した「small planet」シリーズをはじめ、独自の技法を生み出すまでの試行期の作品や、アフリカのサバンナを切り取った初公開シリーズ「kenya」、そして東日本大震災発生から3ヶ月後の東北を写した「tohoku 311」シリーズ、さらにはオリンピックイヤーの東京を被写体とした本展のための撮り下ろし作品など、未公開作を含む約200点を展示します。これまでの仕事を一挙にご紹介するこの機会に、写真家・本城直季の目を通して見る自らの“まち”の不思議をぜひご堪能ください。
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開催期間 | 2022年3月19日(土)~5月15日(日) |
会場 | 東京都写真美術館 |
アクセス | |
休館日 | 毎週月曜日(ただし3/21、5/2は開館)、3/22 |
料金 | 一般 1,100円/学生 900円/中高生・65歳以上 550円 |
主催 | 朝日新聞社、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会 |
共催 | 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館 |
詳細・申込み |
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