概要 | フェリーツェ・リックス(後の上野リチ・リックス|1893-1967)は、ウィーン工芸学校においてウィーン工房のヨーゼフ・ホフマンらに師事、才能を開花させます。卒業後は同工房に入り、テキスタイルデザインなどを手がけました。彼女のデザインの特徴は、自由な線と生命感あふれる色彩です。鳥や魚、花や樹木といった身近な自然を組み合わせたデザインは人気を博しました。 リチは京都出身の建築家・上野伊三郎と出会って結婚、二つの都市を往復しながら、ウィーン工房所属デザイナーとして活動を続けます。1930年の工房退職後も、テキスタイルだけでなく、身の回りの小物類など、さまざまなデザインに携わりました。個人住宅や店舗などのインテリアデザインに加え、第二次世界大戦後には教育者として後進の指導にもあたっています。 本展は上野リチのデザイン世界の全貌を展観する世界初の回顧展です。リチの大規模コレクションを所蔵するウィーン、ニューヨーク、そして京都から作品が集結します。 |
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会期 | 2022年2⽉18⽇(⾦) ~ 5⽉15⽇(⽇)*展⽰替えあり |
開館時間 | 10:00〜18:00 |
アクセス | 三菱一号館美術館 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2 JR「東京」駅(丸の内南口)徒歩5分 |
休館日 | 月曜日*と展⽰替えの4⽉12⽇ |
チケット | ■⼊館料・当日券 ※障がい者手帳をお持ちの方は半額、付添の方1名まで無料。 |
展覧会サイト | |
主催 | 三菱⼀号館美術館、朝⽇新聞社 |
後援 | オーストリア⼤使館/ |
協賛 | DNP大日本印刷 |
特別協力 | MAK―オーストリア応用芸術博物館、ウィーン |
お問い合わせ | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
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