概要 | TOTOギャラリー・間は、TOTOミュージアム(福岡県北九州市)での巡回展として、独自性に富んだ建築作品を生み出している若手建築家ユニット 増田信吾+大坪克亘の個展「それは本当に必要か。」を開催いたします。 たった1枚の住宅の塀から設計活動を始めたふたりは、その後、初期の代表作「躯体の窓」や「第32回吉岡賞」を受賞した「リビングプール」により高い評価を受け、建築界の注目を集めました。 彼らは、敷地のなかで「場」に大きく影響する境界や窓、躯体、基礎といった部位に着目し、大胆な解決方法を提示します。その際、そこで営まれる生活や周辺環境に対しても細やかな「観察」と「診断」をおこない、場に大きく寄与する対象を見極めて設計すべき「計画」へと導いて行きます。その行為からは、恣意的なものを排除して客観的に対象と向き合おうとする、ふたりの設計に対する純粋な姿勢がうかがえます。その過程を経ているからこそ、周囲と溶け込みながらも強い存在感を与える彼らの建築は、私たちの既成概念をくつがえし、日頃見慣れた風景が一変する新鮮な感動を与えてくれるのです。 本展覧会では、「躯体の窓」「リビングプール」など増田信吾+大坪克亘の初期の代表作から「始めの屋根」「つなぎの小屋」「goodoffice品川」などの近作までの設計過程を、模型や図解により紹介します。7つの模型が点在する原っぱのようなギャラリースペースは、まるで彫刻庭園を散策するかのように、訪れる人にやすらぎの時を与えてくれるでしょう。そして、彼らがその場をどう読み解いて何をつくったのかを、感じとっていただけることでしょう。 TOTOギャラリー・間 |
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出展建築家 | 増田信吾+大坪克亘 |
日時 | 2021年11月16日(火)~2022年3月6日(日)10:00~17:00(入館は16:30まで) |
会場 | TOTOミュージアム |
アクセス | |
休館日 | 曜日・年末年始[2021年12月27日(月)~2022年1月4日(火)] |
入場料 | 無料 |
主催 | TOTOギャラリー・間/TOTOミュージアム |
詳細 |
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