ディスカッション1|場所をひらくことは何を生み出す?
概要

物語が滲みあう場を立ち上げる

この数ヶ月、私たちはえもいわれぬ不安を抱えて過ごしてきました。多少の落ち着きを取り戻したいまも、人と人との距離を保った暮らしを求められている状況にあります。コロナ禍を経験したいま、まちなかで多様な人と協働しながら展開するアートプロジェクトではどのように他者と出会い、想い、関係性をつくっていく可能性が考えられるのでしょうか。
今回は、社会福祉法人ライフの学校にて現在進行形で育まれているプロジェクト「嫁入りの庭」(宮城県仙台市)を軸に、このプロジェクトの施主である社会福祉法人ライフの学校理事長の田中伸弥さん、庭の設計を担当したtomito architectureの冨永美保さん・林恭正さんをゲストにお招きし、ディスカッションを行います。
老人ホームの庭を舞台にしたプロジェクト「嫁入りの庭」の起点となったのは、施設と歩道との境界線のようにあった垣根を取り払うこと。活動をひらいていくだけでなく、まちなかで収集した木々や石材、思い入れの家具などを嫁入り道具のように持ち込むことで、さまざまな人の想いや土地の文脈が滲みあい、多様な世代がともに過ごす場が生まれています。
庭をひらこうとしたプロジェクトを立ち上げた根っこの部分には、どのような想いがあったのでしょうか。この場所の文脈を読み取りながら風景を立ち上げ、活動をまちに滲ませていく工夫や対話とは。場をつくっていくプロセス、暮らしを豊かにしていく視点を紐解き、ひらくことで見えてきたことや今後の実践の可能性について探ります。

※内容は変更になる場合があります。

日時

2020年11月10日(火)19:30~21:00

開催方法

オンライン配信 ※会場でご観覧いただくことはできません。

参加費

無料(事前申込不要) ※通信料はご負担ください。

参加方法

Tokyo Art Research LabのYouTubeチャンネルにて配信いたします。
https://www.youtube.com/channel/UC7Bg6o4OewAgLRiKhqLi3Ew

ゲスト

田中伸弥 (社会福祉法人ライフの学校理事長)
冨永美保 + 林恭正(tomito architecture)

モデレーター

上地里佳(アーツカウンシル東京プログラムオフィサー)

問合せ

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
事業推進室事業調整課事業調整係 TARL事務局
Tel:03-6256-8435(平日10:00〜18:00)
Email:tarl@artscouncil-tokyo.jp

主催

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

詳細

https://tarl.jp/school/2020/dis01/


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