概要 | デザイナーの皆川明(1967-)が設立したブランド、ミナペルホネン。流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深い関係性を紡ぎながら、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりを続けてきました。 皆川がミナペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは1995年。「せめて100年つづくブランドに」という思いでファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器など次第に生活全般へと広がり、現在ではデザインの領域を超えてホスピタリティを基盤にした分野へと拡張しています。そのたゆまぬ歩みは、展覧会の会期中である2020年に25周年を迎えます。 本展覧会の「つづく」というタイトルは、文字通りブランドの時間的な継続性を示すものですが、それだけでなく、つながる・連なる・手を組む・循環するなど、モノや人が連鎖し何かを生み出していく生成のエネルギーを想起させる言葉でもあります。 多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、本展覧会では、生地や衣服、インテリア、食器等のプロダクトに加えて、デザインの原画、映像、印刷物、皆川明の挿絵など創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料も併せて展示いたします。ミナ ペルホネンと皆川明のものづくりとその思考をこれまでにない規模で紹介する本展覧会は、私たちの日常生活やその先にある社会の仕組みについて新たな視点と示唆をもたらすことでしょう。 展示構成:田根剛(Atelier Tsuyoshi Tane Architects) |
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会期 | 2019年11月16日(土)~2020年2月16日(日)10:00~18:00 ※展示室入場は閉館の30分前まで |
会場 | 東京都現代美術館企画展示室3F(東京都江東区三好4-1-1) |
アクセス | |
休館日 | 月曜日(2020年1月13日は開館)、2019年12月28日~2020年1月1日、1月14日 |
観覧料 |
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関連イベント | <CROSS TALK> <ミナ ペルホネンの服を纏うプログラム「ミナを着る風景」> |
主催 | 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館、朝日新聞社 |
詳細 |
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