概要 | 近年、モダニズム建築の存続が、全国的な話題に上ることが多くなっています。都城市民館(1966年/菊竹清則氏設計)、香川県立体育館(1964年/丹下健三氏設計)は解体の危機にあり、一方で神奈川県立近代美術館(1951年/坂倉準三氏設計)は鎌倉文華館ミュージアムとして保存されました。 ここ山口県でも、下関市においては既に下関市庁舎(前川事務所田中誠/1955年建設)、火の山展望台(菊竹清訓設計/1973年建設)が解体され、今も坪井善勝氏設計の名作、「下関市立体育館」(1963年建設)が、老朽化、耐震不足を理由に建替えられようとしています。 坪井氏は、東京大学名誉教授であり、丹下健三と協働し国立代々木競技場や東京カテドラル聖マリア大聖堂などの傑作を生み出した構造家で、昭和42~43年には建築学会会長も務められています。私たちは、山口県の戦後の復興、発展と共に歩んできたこれらモダニズム建築の度重なる解体に対し、これまで各地域で築き上げられた建築文化が衰退するという危機感を持たざるを得ません。 このため、建築学会中国支部では、下記のような戦後モダニズム建築の保存活用に関する基調講演及びシンポジウムを実施し、もってモダニズム建築の果たしてきた役割とその魅力や文化的価値を再考し、更には未来に残すべき建築の保存、再利用の可能性を、市民と共に考えたいと思います。 |
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日時 | 令和元年11月30日(土)13:30~16:00 |
場所 | 海峡メッセ下関10階 国際会議場(山口県下関市豊前田町3丁目3-1) |
アクセス | |
入場料 | 無料 |
内容 | (1)基調講演「愛される建築」 (2)シンポジウム「(仮称)未来に残すべき建築」 |
申込方法 | 下記ホームページの申込フォームからお申し込みください。 |
主催 | (一社)日本建築学会 中国支部 |
詳細 |
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