未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか
概要

テクノロジーの発達は、いま、私たちの生活のさまざまな側面に大きな影響を与えようとしています。近い将来、人間は多くの判断を AI(人工知能)に任せるようになり、AIが人類の知能を超え、私たちの社会や生活に急激な変化をもたらす「シンギュラリティ」が到来すると言われています。また、ブロックチェーン技術は、社会システムに新たな信用と価値を作り出し、多様なバイオ技術は、食や医学、そして環境に多大な影響を与えることになるでしょう。私たち人間が身体機能を拡張させ、いま以上に長寿を享受する時代もそう遠くない話なのかもしれません。そうした急激な変化がもたらす未来は決して明るいものだけではないかもしれませんが、私たちは、少なくとも20-30年後の未来のヴィジョンについて考えることが必要なのではないでしょうか。それは同時に、豊かさとは何か、人間とは何か、生命とは何かという根源的な問いにもつながるのです。

本展は、「都市の新たな可能性」、「ネオ・メタボリズム建築へ」、「ライフスタイルとデザインの革新」、「身体の拡張と倫理」、「変容する社会と人間」の5つのセクションで構成し、100点を超えるプロジェクトや作品を紹介します。AI、バイオ技術、ロボット工学、AR(拡張現実)など最先端のテクノロジーとその影響を受けて生まれたアート、デザイン、建築を通して、近未来の都市、環境問題からライフスタイル、そして社会や人間のあり方をみなさんと一緒に考える展覧会です。

会期

2019年11月19日(火)~2020年3月29日(日)
会期中無休

開館時間

10:00~22:00(最終入館 21:30)
※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
※ただし11月19日(火)、12月31日(火)、2月11日(火・祝)は22:00まで(最終入館 21:30)

会場

森美術館(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階)

アクセス

https://art-view.roppongihills.com/jp/info/index.html

料金

一般  1,800円
学生(高校・大学生)1,200円
子供(4歳~中学生)600円
シニア(65歳以上)1,500円

主催

森美術館、NHK

企画

南條史生(森美術館館長)、近藤健一(森美術館キュレーター)、德山拓一(森美術館アソシエイト・キュレーター)、
オナー・ハーガー(アートサイエンス・ミュージアム館長、シンガポール)

企画協力

SymbioticA(西オーストラリア大学)、一般財団法人 森記念財団

問合せ

03-5777-8600(ハローダイヤル)

詳細

https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/future_art/index.html


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