2019年度 木の建築フォラム講習会
応用編(4)地震津波被害・耐震診断・耐震補強
概要

木造建築物の耐震設計の考え方は、明治以降、実際の地震被害に謙虚に向き合うことから出発して、工学的な知見を加え、基準法の壁量規定、その他の仕様書的規定に結びついています。耐震診断法もその考え方を踏まえて策定されています。しかしながら、近年でも熊本地震など、木造住宅等の地震被害は少なからずあり、耐震診断、耐震改修の必要性が高い状況は変わっていません。また、東日本大震災以来、津波被害も大きな課題となっています。本講座は、木造建築物の過去の地震被害、津波被害をもう一度腰を据えて見つめ直し、耐震診断法及び耐震改修技術について学ぶことを通して、既存木造建築物の耐震化、地震被害の軽減化について、ともに考える場を提供します。

コーディネーター:河合直人(工学院大学)

定員

40名

受講料

会員2万5千円、一般3万円(※5回通し)

会場

未定(都内を予定)

プログラム
(敬称略)
第1回
テーマ:福井地震までの地震被害
日 時:2019年10月19日(土)13:30~16:30
講 師:腰原幹雄(東京大学生産技術研究所)
第2回
テーマ:近年の地震被害
日 時:2019年11月9日(土)13:30~16:30
講 師:安村基(静岡大学名誉教授)、河合直人(工学院大学)
第3回
テーマ:東北地方太平洋沖地震・熊本地震の被害
日 時:2019年12月14日(土)13:30~16:30
講 師:槌本敬大(建築研究所)、中川貴文(国土技術政策総合研究所)
第4回
テーマ:耐震診断法
日 時:2020年1月 18日(土)13:30~16:30
講 師:大橋好光(東京都市大学)
第5回
テーマ:耐震補強と診断・補強の実務
日 時:2020年2月8日(土)13:30~16:30
講 師:五十田博(京都大学)、佐久間順三(設計工房佐久間)
申込方法

下記ホームページから申込書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、事務局へメール又はFAXにてお申込みください。

送り先・問合先

NPO 木の建築フォラム事務局
電話:03-5840-6405 FAX:03-5840-6406 E-mail:office@forum.or.jp

詳細

http://www.forum.or.jp/menu2_3.html


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