概要 | 全国でバリアフリーのまちづくりを推進する改定バリアフリー法も2018年5月に公布され、誰もが暮らしやすい環境整備がより進められています。しかし、子育て世代が利用する建築・都市空間には、エレベータやスロープなどの移動手段や、保育施設や職場環境といった個別の整備だけでは解決できない複合的な問題があります。それらは、子連れでの外出・活動・社会参加を支えるための総体的課題であり、既存の施設分類を横断して捉える必要があります。建築や都市空間をデザインする際にも、実際に利用するユーザーを「子ども」、「大人」と分けて考えるのではなく、「子ども+大人」を対象とした「子連れ」として捉えなおすことも、一つのキッカケになるのではないでしょうか。本研究会では、日常生活において、大人が子どもを連れて一緒に外出したり、仕事したりする際の「子連れの空間」に着目し、そこから導かれる屋内外の空間のあり様を議論します。具体的には、外出時のベビーカーのアクセシビリティ、外出行動とベビー休憩室の設え、子連れ出勤というスタイルの実践や課題、子どもと一緒に働けるコワーキングスペースの空間といった話題提供を踏まえ、横断的な議論を通じて建築・都市空間における「子連れの空間」のデザインの可能性を見出してきます。 |
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日時 | 2019年6月7日(金)15:00~17:30 |
会場 | 建築会館会議室 301・302室 |
アクセス | |
プログラム | 全体司会:恒松良純(東北学院大学) |
参加費 | 会員 1,000円、会員外 2,000円、学生 500円(資料代含む/当日会場払い) |
定員 | 70名(申込み先着順) |
CPD | 3単位 |
申込方法 | 下記URLよりお申し込みください。 |
主催 | 建築計画委員会 計画基礎運営委員会 空間研究小委員会 |
問合せ | 日本建築学会事務局 事業グループ 及川 |
詳細PDF |
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