概要 | 人騒がせな建築家である。生物建築舎というが、生き物を飼っているのではなく、生き物として自分自身を飼っている。事務所が入っているビルはコンクリート壁とガラス屋根の組み合わせである。夏は陽がサンサンと差し込むし、冬はコンクリートがシンシンと冷えるはずである。これは一種の動物実験ではないかと思われる。辛いでしょうと聞くと、当の本人はいつもの快活な笑顔を満面に満たしている。戦う安藤忠男さんとは対照的である。雪が降ったらどうなるのかというと、寒いという。じゃあその時はと聞くと、帰るという。夏はというと、海の家よろしくパラソルを差し掛けている。なるほど、これはシェルターではない。少しだけ人を自然の猛威から守る岩陰のようなものだと思えばいい。確かに吹きさらしよりは快適である。暑い、寒い、だけど無理はしない。この建築家は若手に抜群の人気を誇っている。何故だろう。 (手塚貴晴) |
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テーマ | 「環境を感受する建築」 |
登壇者 (敬称略) |
講演者:藤野高志(生物建築舎代表) |
日時 | 2019年5月28日(火)受付18:00 開演18:30~20:00 |
会場 | 大光電機(株)両国ビル 10F(東京都墨田区両国4-31-17) |
アクセス | |
定員 | 50名 |
参加費 | 建築家フォーラム会員:無料 |
申込方法 | 建築家フォーラムのメンバーの方は、専用のFAX申込用紙もしくは、E-mailにてご予約下さい。 |
申込締切 | 2019年5月24日(金) |
主催 | 建築家フォーラム |
問合せ | 建築家フォーラム 事務局/重巣・秋田 |
詳細PDF | https://kenchiku.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/04/evt20190416-4.pdf |
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