概要 | 公益社団法人日本建築家協会近畿支部主催・第9回「関西建築家新人賞」の発表があった。 【審査総評】 この賞の審査にはこれまで8年間にわたりJIA関西建築家大賞の受賞者が代々、審査員長を務めてきたと聞く。今年はその受賞者全員が審査を務め終えたために私のところにお鉢がまわってきた。この賞は新人賞であるからその目的とするところは、選ばれた人がその後大きく飛躍するための動機を与えること、にある。つまり、建築を審査しつつもその建築だけを評価するのでなく、その建築家の「将来性」を見抜くことにあると考える。当然、この賞のこれまでの栄えある伝統を高めることに留意し厳選を心がけなくてはならない。その建築は、周辺との調和、社会に開かれた姿勢がどのくらいあるか、をまず見ようとした。敷地の内側の理屈や造形の見栄えによらず、できるだけ専門家でなく普通の人の目線で考えるようにした。書類審査においては14作を入念に調べ、5作を現地審査した。以下がその5作への見解である。 |
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審査員 | 【審査委員長】 大谷弘明 |
主催 | (公社)日本建築家協会近畿支部 建築賞分科会 |
詳細 |
■第9回「関西建築家新人賞」 審査員奨励賞
受賞作品 : 六甲道の家(兵庫県神戸市灘区)
受賞者 : 榊原 節子 氏/榊原節子建築研究所 用途 : 専用住宅 構造 : 鉄骨造 延床面積 : 60.21㎡ 竣工年 : 2013年 撮影者 : 小川 重雄 |
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