第61回 セントラル硝子 国際建築設計競技
概要

「豊かなツーリズム」

ツーリズムとは、移動や滞在、出会い、体験を通して、非日常の環境に身を置くことです。そして旅人にとっての非日常は、その地で暮らす住人にとっての日常でもあり、両者が交錯するところにツーリズムの魅力があります。また旅先でのさまざまな経験は私たちの感覚を研ぎ澄まします。手に触れ、肌で感じ、音や味、匂いを知覚するといった身体に根差した具体的なリアリズムこそ、私たちがツーリズムに求めていることなのかもしれません。特に近年は生成AIの登場によって、画像や映像が容易に生み出されるようになり、ある種のフェイクが日常に溢れています。ツーリズムは、そこから距離を置いて、旅先にある確かさ(オーセンティシティ)へ目を向ける行為とも言えるでしょう。
一方で、日常と非日常のバランスが崩れる軋轢(オーバーツーリズム)も世界各地で生じています。SNSなどで知り得た誰かにとっての確かさを、自らも追体験したいという欲求が加速しているのかもしれません。こうした軋轢をも超えてツーリズムの豊かさを実感できる環境や空間は考え得るでしょうか。
ツーリズムの魅力には人との出会いもあります。たとえば、かつて中核都市にあったグランドホテルは、旅人が宿泊し、地元住民がハレの日を祝い、従業員が働き、日常と非日常が交錯する群像劇の舞台のようでもありました。こうした環境は、いまの時代にも構想できるでしょうか。また、遠く離れた場所を訪れることだけではなく、身近なところにもツーリズムの豊かさを見出せるかもしれません。提案する場所や用途、規模などは自由です。身体に根差した豊かなツーリズムをもたらす建築を提案してください。みなさまの応募をお待ちしております。

スケジュール

登録締切     2026年8月20日(木)
作品応募締切   2026年8月27日(木)
1次審査結果発表 2026年10月上旬
2次審査     2026年12月8日(火) 
2次審査結果発表 『新建築』2027年2月号および『a+u』2027年3月号で発表

提出図面

・A2 サイズ(420×594mm)片面 1 枚(裏面は白紙としてください)
・平面図、断面図、配置図(縮尺は自由)、透視図もしくは模型写真、その他設計意図を表現する
 図あるいは説明文なども提出図面内に加えることは自由ですが、説明文は 200 字以内とします。

※A2 用紙以外の使用、額装やパネル化はしないでください。
※提出図面の表面右下に 35 ポイントの文字サイズで登録番号を明記してください。登録番号以外の応募者を特定できる内容は記載しないでください。

登録方法

当設計コンペウェブサイトの「登録フォーム」から必ず登録を行ってください。
https://www.cgco.co.jp/kyougi/regulation/

審査員

審査委員長 青木 淳(AS)
審査委員  亀井 忠夫(株式会社日建設計)
      中村 純(株式会社大林組)
      中山 英之(中山英之建築設計事務所)
      石上 純也(石上純也建築設計事務所)
      山田 紗子(山田紗子建築設計事務所)

賞金

最優秀賞  1 点 200 万円および記念品
優秀賞   2 点 各 30 万円および記念品
入選    4 点 各 10 万円および記念品
(以上、1 次審査通過作品 7 点)
佳作    10 点 各 5 万円

主催

セントラル硝子株式会社

提出先・問合せ

〒100-6017 東京都千代田区霞が関 3-2-5 霞が関ビルディング 17 階
株式会社新建築社「セントラル硝子国際建築設計競技」係
TEL:03-6205-4382

詳細

https://www.cgco.co.jp/kyougi/


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