第59回セントラル硝子国際建築設計競技
テーマ

トイレ
トイレは人の暮らしに欠かせません。1日に数回利用する場所で、住まい、公園、道路脇、オフィスや商業施設にも併設されています。
一般的に、外部から見えないように囲われており、プライバシーが保たれた空間です。
便器を壁で囲った個室や、シャワー、浴槽、洗面台なども備え付けられている住まいもあります。
利用する目的は排泄だけではありません。一息つくための休息の場であり、着替えや化粧直しなど身だしなみを整えるために利用することも少なくありません。
LGBTQIA+の方をはじめ、障がい者、幼児や高齢者など誰もが使います。快適に使えるトイレが身の回りにあることは、生活において大切なことではないでしょうか。
国や地域でも特有な文化があります。腰掛け便器(洋式便器)が一般的になりつつありますが、日本の和式便器、ヨーロッパのビデ、イスラム式トイレなど、便器のかたちやマナーは異なります。コンポスト(堆肥)トイレは、農作物に使う肥料の原料として排泄物を集めるための仕組みです。
排泄物や水、紙(トイレットペーパー)など、トイレには資源循環の側面もあります。
利用する人や目的、機能やかたちに加えて循環など、トイレには現代社会のインクルーシブで多様な事柄が内包されているのではないでしょうか。
テーマを通して時代の輪郭が浮かび上がるような提案をお待ちしております。

審査委員
(敬称略)

<審査委員長>
青木 淳(AS)

<審査委員>
亀井 忠夫(株式会社日建設計)
賀持 剛一(株式会社大林組)
塚本 由晴(アトリエ・ワン)
石上 純也(石上純也建築設計事務所)
山田 紗子(山田紗子建築設計事務所)

賞金

最優秀賞 1点/200万円(税込)及び記念品
優秀賞  2点/各30万円(税込)及び記念品
入選   4点/各10万円(税込)及び記念品
     (以上、一次審査通過作品)
佳作   10点/各5万円(税込)

応募方法

本コンペに参加するためには、下記ウェブサイトの登録フォームから登録を行ってください。

提出物

<提出図面>
平面図、断面図、配置図(縮尺は自由)、透視図もしくは模型写真、その他設計意図を表現する図あるいは説明文なども加えることは自由ですが、説明文は200字以内とします。

<用紙>
A2サイズ(420×594mm)片面1枚。
表現方法は自由ですが額装やパネル化はしないこと。

提出方法

提出用紙の表面右下に35ポイントの文字サイズで登録番号を明記してください。登録番号以外の応募者を特定できる内容は記載しないでください。裏面は白紙としてください。

提出先

株式会社新建築社「セントラル硝子国際建築設計競技」係
tel. 03-6205-4382
〒100-6017 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング17階

スケジュール

登録・応募締切   2024年8月26日(月)
1次審査結果発表  2024年9月下旬
2次審査      2024年12月7日(土)
2次審査結果発表  審査の結果は『新建築』2025年2月号、『a+u』2025年3月号に発表します。

主催

セントラル硝子株式会社

後援

株式会社新建築社

詳細

https://www.cgco.co.jp/kyougi/


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