はじめに | 本事業は、釜石市が推進するオープンシティ戦略の一環として株式会社かまいしDMCが推進してきた「ラーニング・ワーケーションin釜石」の更なる発展を目的とし、テレワーク環境の整った新たなワーケーション施設整備を行うものです。 かまいしDMCは、参加企業だけでなく、地域にとっても有意義な企業版ワーケーションの推進を目指しており、主に首都圏の企業をターゲットとして、釜石ならではの学びを提供するラーニング・プログラムの実施や、2021年10月に新たなワーケーション施設「NemaruPort(ねまるポート)」の開設など、これまでに延べ24社175名(393人泊)の皆様に企業版ワーケーションを提供しました。 ワーケーション参加企業は、東日本大震災時に釜石の児童・生徒の99.8%が助かった学校教育をテーマとした組織マネジメントのほか、復興に際し活躍した地域リーダ―たちとのセッションなどを通して多くの学びを得ることができ、越境研修として特に首都圏の大企業の利用拡大につながっております。 また、釜石市が日本製鉄の企業城下町であったことから、シングルユースの宿泊施設が多いことを活用し、滞在日数を1泊2日~5泊6日、ひとグループの人数を15名~30名程度の企業にターゲットを絞ることで、平日の宿泊施設の稼働率向上や、地域の飲食店の活性化につなげております。さらに、ワーケーションを通じて、参加企業と地域との持続的な関わりが、地域の課題解決等につながることも期待しております。 今後、ラーニング・ワーケーションin釜石をより多くの企業様に体験いただくため、ワークショップやプログラム等での利用を前提に、50人程度が収容可能な施設を整備したいと考えております。ワーケーションを通じた本施設内での異業種交流や市内企業との商談など、釜石市内の共創プラットフォームとして様々なシーンで連携と交流が生まれることを期待しております。 さらに、サステイナブルツーリズムの先進地域として世界的に評価をいただいいている釜石で、新たな推進拠点として本施設を利用し、環境配慮型ワーケーション施設の先進事例となることを目指しております。 新たな魅力が付加されたワーケーション推進拠点となることを期待し、この度の公募型プロポーザルを実施するものです。活躍が期待される若手建築家から案を募ることで、新しいかたちの地方・都市交流の空間、企業間交流の空間が創出されることを期待するとともに、次世代を担う建築家が描く、持続可能なこれからの建築を提案していただきたいと思います。 株式会社かまいしDMC
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業務の内容 | (仮称)NemaruPortII 建設に係る基本設計業務を今年度実施し、来年度(R6年度)デザインビルド発注後、実施設計・工事監理監修業務委託契約を予定するものとする。 |
スケジュール | 質問書の提出期限:令和5年9月19日(火) |
対象施設の概要 | 敷地の場所:岩手県釜石市浜町2丁目 34-20、34-21(地名地番) |
審査委員(敬称略) | 【審査委員長 】 |
主催 | 株式会社かまいしDMC |
問い合わせ先 | 株式会社かまいしDMC |
詳細 |
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