課題 | 幸せな空間をつくるガラス 2020年、新型コロナウィルスが蔓延したことにより、これまで当たり前だと思っていた日常の風景が変わってしまった。限定的な地域で発生する災害や戦争と違い、グローバリズム化を反映し、世界中が同時に同じ課題を抱えたことも特筆される。今後、どのように収束していくかはまだわからないが、われわれが一度経験した異なる生活は、すでに導入されていたオンライン化を促進し、コロナ後の社会にも大きな影響を与えるだろう。 つまり、コロナ以前とまったく同じ状態には戻らない可能性が高い。例えば、毎朝オフィスに出勤しなくても、仕事は成立するのではないか。長く家で過ごすことによって、リアルな住環境をもっと心地よくしつつ、リモートで働ける環境も整えること。ほかにも人々の集まり方、公共空間、商業施設、交通機関のあり方などに変革をもたらすはずだ。 現在、危機の時代を迎えている。だが、違う見方をすれば、それは新しい幸せのかたちが生まれるきっかけになるのではないか。かつて14世紀にペストの流行がヨーロッパを襲った後、中世の社会が終焉し、ルネサンスの時代が始まったように。では、21世紀に来たるべき世界の都市と建築を想像したとき、具体的にガラスという素材はどのような価値を創出し、幸せな空間をつくることができるのか。社会に希望を与えるポジティブな可能性を提示して欲しい。 |
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審査委員 (敬称略) |
【審査委員長】 【審査委員】 五十嵐 太郎(建築批評家/東北大学大学院教授) |
賞金 | 総額170万円 |
応募方法 | 下記コンペ公式HPの「応募者登録」ボタンよりご登録ください。 |
作品登録方法 | 「KENCHIKU」会員ページにログインし、「登録済みコンペ・イベント」に表示された「第27回空間デザイン・コンペティション」の「作品登録」ボタンを押して作品を登録してください。
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応募・登録締切日 | 2020年10月5日(月)16:00まで |
発表 | 審査の結果は応募者に通知するとともに、「新建築」2021年1月号にて発表します。 |
質疑 | 課題に関する質疑応答はいたしません。 |
その他 | 応募に際しての注意 応募作品について
賞金について |
主催 | 日本電気硝子株式会社 |
共催 | 電気硝子建材株式会社 |
協賛 | 株式会社 新建築社 |
問合せ | 空間デザイン・コンペティション事務局 |
公式HP |
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