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地盤品質判定士協議会が「地盤品質判定士」資格制度の創設を発表
5月から受験申込を受付開始


地盤品質判定士協議会(会長 末岡徹地盤工学会会長)は、地盤品質判定士資格の創設を発表した。

東日本大震災の際、土木構築物や大規模な建築物は最新の技術基準類を整備し、適切な耐震診断・耐震補強が施されていたため、被害は皆無ないし軽微であったが、戸建て住宅や宅地などでは、大規模な住宅地での地盤の液状化や盛土・擁壁の崩壊などが発生した。
こうした被害が発生した要因として、災害を防ぐ仕組みの欠如、耐震診断や対策の不実施、地盤技術者のサポート欠如などが考えられる。
震災後、地盤工学会は、一般消費者が安心して宅地や住宅を購入できるように、地盤の専門知識を持った技術者が、宅地の品質判定する「地盤品質判定士」資格制度の創設を提言、日本建築学会、土木学会等の協力で地盤品質判定士協議会が発足することとなった。
「地盤品質判定士」は宅地造成業者や不動産業者・住宅メーカーと消費者の間に立って中立的に地盤の品質の確認と説明を行い、地盤の評価と消費者の希望に応じて各種耐震補強対策工法とそのコスト等について説明する。
受験要件は、技術士、一級建築士、二級建築士、特別上級・上級・一級土木技術者、地質調査技士、一級地盤検査技士、住宅地盤主任技士、RCCM(地質・土質および基礎)の資格を有すること。
一次試験は宅地の造成、地質・地形・地盤の調査、住宅等(小規模建築物)の基礎、地盤・抗土圧構造物の安定性及び基礎沈下・傾斜、地盤改良と地山補強、技術者倫理の7区分から合計50問を出題。試験はマークシート方式で時間は2時間。
二次試験は記述式・筆記で地盤の液状化、基礎の支持力と沈下、盛土と抗土圧構造物の3区分から3問を出題、1問800字程度で時間は3時間。

●受験申込   2013年5月1日~6月28日(郵送)
●試験日    2013年9月22日(日)
●発表     2013年11月25日(HPにて発表、受験者には合否通知発送)

「地盤品質判定士」資格制度に関わるお問い合わせ先:地盤品質判定士協議会
電話: 03-3946-8766
メール: jage@jiban.or.jp