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イスラム教の聖地メディナの「預言者モスク」周辺整備に、世界中からの巡礼者をテントで包む 大型アンブレラ(250基)が完成


イスラム教の二大聖地のひとつとして知れられるメディナ(サウジアラビア王国)の「預言者モスク」周辺に巡礼者を迎える日除け施設「大型アンブレラ(一辺25.5mの正方形)250基」のテント製造に従事、2011年8月正式竣工した。

今回の大型アンブレラは、サウジアラビア王国政府がメディナの「預言者モスク」を巡礼するイスラム教徒の日除け用施設として計画したもの。
一辺25,5m各の正方形をメインとした大型アンブレラは、あさがお形状のサスペンション膜構造で、折り畳み傘のような電動開閉システムを採用。テントの総面積は16万2千㎡に達し、複雑な模様を実現するには優れた加工技術が必要とされる。
テントには本プロジェクト用に開発、生産したPTFE(四フッ化エチレン樹脂)100%織物を採用。不燃性をはじめ、中東の厳しい気象条件にも負けない長期に亘る耐久性や、毎日の開閉を可能にする優れた柔軟性が確保された。また、施設が世界のイスラム信仰の中心でもあるため、テントを彩る複雑な模様はもちろん、純金メッキをふんだんに使った装飾部品など、日本の建築の概念を大きく越えたものとなっている。

◆正式名称:聖地メディナの広場の日除けプロジェクト(英文名:Madinah Haram Piazza Shading Project)
◆建設地:サウジアラビア王国メディナ内
◆施 主:財務省(サウジアラビア王国政府)
◆元請け:サウジ・ビンラディン・グループ(社長:Eng. Bakr Binladen プロジェクト総責任者:Eng. Talaat Mously )
◆コンセプトと建築設計:エスエルラッシュ社(ドイツ)
◆大型アンブレラシステムの製造、現場取り付け:リープヘル社(ドイツ)
◆大型アンブレラのテント製造:太陽工業株式会社
(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、会長兼社長:能村光太郎)
◆寸法、基数: 一辺約25,5m各の正方形タイプ   250基
◆総面積: 16万2千㎡
◆テント構造型式:可動式サスペンション膜構造
◆テント部分製造期間:2008年4月から2010年5月まで
◆竣工:2011年8月
◆総事業費もしくは太陽工業受注金額: 特殊な宗教施設であるという理由から、
施主側の要請により未公表。
◆膜素材の特徴:
①膜の素材はPTFE(四フッ化エチレン樹脂)100%の織物(重さ:900g/㎡、厚み:0.6㎜程度)を本プロジェクト用に開発されたものである。
②PTFE(四フッ化エチレン樹脂)はフライパンなどにも使用されている素材で不燃性を有する。
③化学的に不活性で高い耐久性を保持、これにより、中東の厳しい気象条件下
でも長期に亘る耐久性を確保している。
④コーティング材がなく、優れた柔軟性を確保、毎日の開閉も可能である。

太陽工業株式会社 
URL: http://www.taiyokogyo.co.jp/
広報担当:上田
電話:06-6306-3033