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シンポジウム「B案の趣旨 新国立競技場コンペティションを振り返る」が開催される



  • 新国立競技場の新整備計画公募型プロポーザルコンペ「B案」

  • 伊東豊雄氏(左)三井雅貴氏(右)

  • 香山壽夫氏

2月9日、2020年東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場の新整備計画公募型プロポーザルコンペで伊東豊雄氏を中心とするグループ(伊東豊雄建築設計事務所、日本設計、竹中工務店、清水建設、大林組JV)が提案した「B案」についてその趣旨を振り返るシンポジウムが開催された。

シンポジウムには、グループを代表して伊東豊雄氏、三井雅貴氏(日本設計)、審査員を務めた香山壽夫氏、森山高至氏(建築エコノミスト)、中沢新一氏(思想家、人類学者)の各氏が登壇した。開会にあたって発起人(小嶋一浩氏、千葉学氏、塚本由晴氏、柳沢潤氏、横河健氏)を代表して塚本由晴氏から、今回のシンポジウムを開催するに至った経緯について説明があったのち、伊東氏はじめ関係者から「B案」の概要と設計趣旨についての説明があった。その後、質疑応答に移ったが、伊東氏からは今回話題になったデザインビルド方式について、当初、設計と施工の立場を超えることができるのか懸念していたが、実際は、さまざまな問題に対して設計者側と施工者側が問題解決に向かって真剣に論議し合う建設的な議論の応酬で、結果的には当初考えていたデザインビルド方式への否定的考えを変えるまでに至った、との感想が述べられた。また、審査にあたった香山氏より会場からコンペ審査についての質問に対する説明等があった後、閉会した。