コミュニティの大切さやそれを生む仕掛け、
またコミュニティそのものの在り方が問い直されている現代。
電子媒体でのコミュニケーションは
日を追うごとに簡便になっていく反面、
住まいや街をめぐるコミュニティというものは一朝一夕には生まれず、
全国各地で様々取り組みや試みがなされています。
POLUS -ポラス- は、木の家を通じ、
地域文化の価値の向上を目指している住宅メーカーです。
今回学生のみなさんに、
木の家による豊かなコミュニティデザインをご提案いただきます。
テーマは「自立型の共生」としました。
例えば、
常にご近所の目を気にする閉塞感とは質の異なる、
それでいて、程よく関わりを持ち合うあたたかい街。
ひとつの家や家庭というユニットを超え、
"時には集って"コミュニティと共に生きることができる住宅。
個々の生き方やプライバシーを尊重した上で、
街に対しては場面・季節・時間などに応じて
”閉じる”ことと”開く”ことを選択できる空間…などなど。
家族のつながり、そして、家族同士のつながりの、
それぞれが良好に機能する住環境や仕組みを、
木の家によってどうカタチにしていくか。
自由で新鮮な発想を期待します。