第14回企画展「坂 茂と奥能登 災害支援の歩み」
概要

 能登半島地震および豪雨災害から3年が経ち、被災地は復旧からその先の復興へと新たなフェーズを迎えつつあります。復興支援に携わる関係者の中でも、国際的に高い評価を受ける坂 茂とNPO法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)の活動にはめざましいものがあります。
 坂 茂は母方のルーツを金沢にもち、親族が営むスーパー、料亭、フランス料理店などを眼にしながら育ってきました。特に服飾デザイナーの母は東京と金沢にまたがってファッション界で活躍し、坂に大きな影響を与えてきました。
 幼少期から慣れ親しんだ地で発生した震災を受け、坂 茂のチームは発災と前後して能登に入り、救援・復興支援を進めています。避難所の紙管間仕切りシステムに始まり、DLTと呼ばれる積層材を使った恒久仮設住宅、輪島塗などの仮設工房、瓦・古材の再利用による復興、そして大阪・関西万博の大屋根リング木材をリユースした復興住宅など、復興の諸段階にあわせて地域に根ざした新しい技術とデザインを開発しています。それは、1994年のルワンダ難民支援を端緒に、阪神・淡路大震災、東日本大震災、ウクライナなど、世界各地で紙管建築による支援を重ねてきた坂 茂チームの30年の蓄積に支えられているといってよいでしょう。
 本展では、坂 茂とVANの災害支援の歩みを一望し、建築が被災者の暮らしと尊厳をどのように支えうるかを問い直すとともに、その延長線上にある能登のこれからを来館者とともに考えます。

会期

2026年11月7日(土)~2027年5月9日(日)

休館日

月曜日(月曜日が休日の場合は直後の平日)、年末年始 12月29日から1月3日

開館時間

9:30–17:00(入館は16:30まで)

会場

谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館
(石川県金沢市寺町5丁目1−18)

アクセス

https://www.kanazawa-museum.jp/architecture/guide/index.html

料金

一般1000円、大学生・65歳以上800円、高校生以下無料
※本料金で常設展示もご覧いただけます。
※学生の方は入場の際、学生証をご提示ください

主催・問合せ

谷口吉郎・吉生記念金沢建築館(公益財団法人金沢文化振興財団)
TEL:076-247-3031 FAX:076-247-3032

詳細

https://www.kanazawa-museum.jp/architecture/exhibition/kikakuten14.html


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