| 概要 | 自治体主導による建築保存再生のあり方を考える 近年、自治体の主導によって、近代建築を中心とした歴史的建築物を保存して改修し、一般に公開したり、性能を向上させて使い続けたり、ときには用途を変えて活用したりする事例が増えている。また、そのような保存再生行為の意義を市民に伝えるため、見学会などのイベントが企画されることもある。 従来であれば、自治体が既存の建築を「再生」するといえば、自らがつくった公共建築の維持管理、つまり、公営住宅、学校、文化施設、庁舎などの「修繕」、あるいは狭義の「営繕」と呼ばれる行為が主であった。また、それらの「保存」については、耐用年数や技術的・機能的観点からの去就判断が中心で、市民や学術団体などからの歴史的・文化的視点に基づく保存要望とは、対立することも少なくなかった。 それに対し、自治体が主導する近年の保存再生事例には、このような現状維持的・受動的な姿勢ではなく、市民生活を支えてきた代表的空間である公共建築を通して、地域の歴史、文化、記憶を継承していこうという積極的な意志を読み取ることができ、たいへんに興味深い。 そこで、今回のシンポジウムでは、このような活動を実践する自治体の職員の方を3名お招きして取り組みをご紹介いただいた上で、自治体の主導による建築の保存再生のあり方について、その可能性や今後の課題について話し合いたい。 取り上げる事例としては、島根県における県庁舎(設計:安田臣)と菊竹清訓が設計した建築群を中心とした保存再生、岡山県における前川國男が設計した県庁舎などの建築を中心とした保存再生、舞鶴市における赤れんが倉庫群を中心とした保存再生、を予定している。 |
|---|---|
| 日時 | 2026年7月20日(月・祝) 13:30-17:00 |
| 会場 | オンライン(YouTube配信) |
| 定員 | 300名(要申込) |
| 入場料 | 無料 |
| 講師(敬称略) | 山本大輔(島根県総務部営繕課課長補佐) |
| 申込 | |
| 主催 | 京都工芸繊維大学大学院建築学専攻 |
| 問合せ | martinez@kit.ac.jp(担当:マルティネス) |
| 詳細 | https://www.d-lab.kit.ac.jp/events/2026/heritage-symposium-2026/ |
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