旧多摩聖蹟記念館春季企画展「多摩聖蹟記念館と建築家・蔵田周忠」
概要

明治天皇の行幸を記念して昭和5年(1930)に開館した多摩聖蹟記念館(現・旧多摩聖蹟記念館)。連光寺と明治天皇の歴史を語る上で重要な当館は、昭和61年(1986)に多摩市の指定有形文化財に指定され、平成14年(2002)に「東京都の特に景観上重要な歴史的建造物等」に選定、令和4年(2022)にはDOCOMOMO Japanによる2021年度「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に選定されるなど、近年では建築の観点からも高く評価されています。
当館を設計したのは、関根要太郎(1889~1959)と関根要太郎事務所に所属していた蔵田周忠(1895~1966)です。分離派建築会に参加していた蔵田は、大正11年(1922)に技師として関根要太郎建築事務所に入所し、多摩聖蹟記念館や京王閣の設計を担当しました。

本展では、蔵田周忠にスポットを当て、その生涯を振り返るとともに、建築という視点から旧多摩聖蹟記念館の魅力をご紹介します。

会期

2024年2月29日(木)〜2024年5月26日(日)

休館日

毎週月曜日・水曜日(祝日除く)
※4月30日(火)、5月7日(火)は休館

開館時間

10:00-16:00

会場

旧多摩聖蹟記念館
(東京都多摩市連光寺5-1-1 都立桜ヶ丘公園内)

入館料

無料

関連イベント

企画展監修者による展示解説
日時:2024年5月5日(祝)14:00-15:00
会場:旧多摩聖蹟記念館(東京都多摩市連光寺5-1-1 都立桜ヶ丘公園内)
解説:岡山理香氏(東京都市大学教授)
定員:各日30人
申込:事前申し込み不要です。当日先着順。

旧多摩聖蹟記念館学芸員による展示解説
日時:2024年4月27日(土)、5月11日(土)各日10:00-12:00、13:00-15:00の時間内15分程度
会場:旧多摩聖蹟記念館(東京都多摩市連光寺5-1-1 都立桜ヶ丘公園内)
解説:旧多摩聖蹟記念館学芸員
申込:事前申し込み不要です。時間内に記念館事務室への申し出があり次第、随時行います。

旧多摩聖蹟記念館春季企画展「多摩聖蹟記念館と建築家・蔵田周忠」関連特別展示
会期:2024年4月17日(水)から30日(火)まで
時間:10:00-20:00 ※最終日は18:30まで
会場:京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターAB館7階 連絡ブリッジ

お問合せ

多摩市教育委員会 教育振興課 文化財係
電話番号042-338-6883

詳細

https://www.city.tama.lg.jp/kanko/event/1013920.html


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