特別展示「ランドスケープをつくる――IITキャンパス/クラウンホール再読<部分と全体>」
概要

この度、東京都庭園美術館では、正門横ミュージアムショップ内に併設しました展示スペースにおける2回目の展示として、「ランドスケープをつくる――IIT キャンパス/クラウンホール再読<部分と全体>」展を開催いたします。アメリカ・シカゴにあるイリノイ工科大学(IIT)は、キャンパスをルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエがマスタープランから構想した大学です。段階的な用地買収によるキャンパス計画が行われ、現在ではキャンパスが周辺の街に溶け込み周辺地域を含め良好な環境を形成しています。キャンパス計画の一環として、建築学棟であるクラウンホールを含めた20棟の建築がミースによって設計されました。ミースはクラウンホールを「我々の行った最も明快 な構造であり、我々の哲学を表現する最良のものである。」と語り、彼の建築観が深く現れた建築であることが感じられます。
本展示では、IITキャンパスとクラウンホールを「部分と全体」という視点から読み解きます。IITのキャンパス全体 とクラウンホールの巨大模型を中心に「都市」「建築」「もの」という様々なスケールを横断しながら、建築の集まりがキャンパスや都市という全体を作り、ものの集まりが建築という全体を作る、ミースの一貫した思想を紹介します。

会期

2024年2月16日(金)〜3月3日(日)

休館日

毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)

開館時間

10:00-18:00

会場

東京都庭園美術館 正門横スペース
(東京都港区白金台5-21-9)

入場料

無料

主催

東京都庭園美術館、株式会社Fermier

お問合せ

03-3443-0201(東京都庭園美術館)

詳細

https://www.teien-art-museum.ne.jp/event/230216/


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