概要 | 近年、既存建築を改造・改築して使い続ける「リノベーション」がもてはやされている。その背景にはエコロジーや地域文化への着目があり、建てては壊すを繰り返してきた高度成長期の日本社会に対する反省もある。既存の建築物には、その建築固有の「歴史」が織り込まれており、それが新築設計との違いであるが、その「歴史」をどのように読み込むのかは設計者によってさまざまである。建築史というフィルターは必ずしも必要ではなく、設計者独自の視点で自由に解釈してよいし、逆にその「歴史」には目を背け、ドライにストックとして活用するという方法もあるだろう。歴史的建築の改修に多く取り組む、現代の建築家たちはどのように既存建築の「歴史」と対話しているのだろうか。今回のシンポジウムでは、リノベーションを題材に、従来乖離してきた「建築史」と「現代建築デザイン」の接点を探りつつ、両者の関係を改めて問い直したい。 |
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日時 | 2024年3月9日(土)13:00-17:00 |
会場 | 立命館大学衣笠キャンパス末川記念会館 |
プログラム | 司 会:前川 歩(畿央大学) □発表: □討論・コメント: |
定員 | 200名(先着順) |
参加費 | 無料 |
申込 | 3月2日までに下記よりお申込みください。 |
主催 | 日本建築学会近畿支部建築史部会 |
お問合せ | |
詳細 |
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