『SDGsへの取り組みに役立つ建築技術―実務におけるヒント―』をテーマとし、構造・材料・建築（防災・確）分野のそれぞれの専門家によるご講演とGBRC職員による業務説明をいたします（大阪会場）※。

構造分野では「カーボンニュートラルから注目される木材の活用」、「経済性や環境負荷へ拝領した既存杭の評価と活用」、「準耐火構造による中高層木造建築」、材料分野では「2022年に改訂されたJASS5と次世代コンクリート」、「カーボンニュートラルから注目されるセメント・コンクリートの役割」、建築（防災・確認）分野では「2021年に新たに施行された避難安全検証法（ルートB）」、「高齢者などの自力避難困難者の利用が想定される施設での火災時避難に着目したバリアフリー避難計画」、「防耐火基準の合理化によるあらわし木造による4階建て集合住宅の実現」について専門家による講演を行います。

業務説明では、性能評定課の各グループ（構造・避難防災・材料）、建築確認検査課、構造計算判定部、構造試験室、数値解析室、耐震耐久性調査室の最新情報をお伝えいたします。

また、お客様との個別相談会や、大阪会場では、会場である大阪市中央公会堂の建物見学会（先着順）も無料で実施しております。是非、この機会にご参加ください。

※本セミナーは大阪・東京の2会場で開催します。東京会場は構造・材料分野の講演内容で、性能評定課（構造グループ・材料グループ）と耐震耐久性調査室のプログラムです。

2023年2月22日（水）12:50～17:30

大阪市中央公会堂
（大阪府大阪市北区中之島1-1-27）

https://osaka-chuokokaido.jp/map/

大集会室 350名、中集会室 80名、小集会室 60名
※先着順

無料

［1.大集会室（構造系）］

12:50～13:00

ご挨拶

13:00～13:30

「性能評価の現況と取り組み」

13:30～13:50

「構造実験業務のご紹介」

13:50～14:10

「構造に関する数値解析の紹介」

14:10～14:25

休憩

14:25～14:45

「構造判定センターとSDGs」

14:45～15:15

「最近の判定業務に関わる話題提供」

15:15～15:30

休憩

15:30～15:50

「「既存RC造建築物の構造体の耐用年数評価」業務の紹介」

15:50～16:40

【特別講演1】「新築と既存改修への木材利用」
五十田 博 氏（京都大学 生存圏研究所生活圏木質構造科学分野 教授）

16:40～17:30

【特別講演2】「既存杭を含む敷地における建築物の設計に関する検討」
柏 尚稔 氏（大阪大学 工学研究科 地球総合工学専攻 准教授）　

［2.中集会室（建築系）］

12:50～13:00

ご挨拶

13:00～13:50

【特別講演1】「awaもくよんプロジェクトあらわし木造による4階建て集合住宅の実現について」
川口 有子 氏（株式会社カワグチテイ建築計画）

13:50～14:30

「脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律についての概要説明」

14:30～14:40

「GBRCのワンストップサービスと建築確認電子(web)申請についての説明」

14:40～15:00

休憩

15:00～15:20

「避難防災グループの最新情報」

15:20～16:10

【特別講演2】「避難安全検証法（ルートB）について」
萩原 一郎 氏（東京理科大学 研究推進機構 総合研究院／理工学研究科 国際火災科学専攻 教授）

16:10～17:00

【特別講演3】「高齢者・児童福祉施設等におけるバリアフリー避難計画」
佐野 友紀 氏（早稲田大学 人間科学学術院 教授）

［3.小集会室（材料系）］

12:50～13:00

ご挨拶

13:00～13:20

「材料グループの業務について」

13:20～14:10

【特別講演1】「JASS5の改定と次世代の鉄筋コンクリート造に望むもの」
陣内 浩 氏（東京工芸大学 工学部 工学科 建築コース 教授）

14:10～15:00

【特別講演2】「持続可能な社会におけるセメント・コンクリートの役割－社会環境材料としてのセメントの使命と可能性－」
新 大軌 氏（島根大学学術研究院環境システム科学系（総合理工学部物質化学科教育担当）准教授）

一般財団法人 日本建築総合試験所

建築確認評定センター　建築確認評定部　性能評定課
TEL：06-6966-7600 E-mail：k-seminar22@gbrc.or.jp

https://www.gbrc.or.jp/training/gbrc_meeting/#04