日本構造倶楽部 シンポジウム「多様化する構造デザイン」(金田勝徳)
概要

バブル経済の崩壊に始まった日本の1990年から、コロナ禍に怯え東京オリンピック2020が延期となった2020年までの30年間は、他の現代史に劣らぬ激動の時代と言えそうです。そうした中にあって、構造設計界も暗い話題が少なくなかったとはいえ、その潮流の一つひとつを思い起こせば、躍動感に満ちた活動的な時代でもあったように思われます。
そこでこの度、日本構造家倶楽部ではこの30年間の構造界の潮流を記録に残し、次代の飛躍に繋げることを目的として、(株)建築技術より「多様化する構造デザインー未来へと繋ぐ平成時代の軌跡―」を刊行いたしました。これを機に皆様と共に、現代の構造デザインに想いを巡らせるシンポジウムを以下の通り企画しました。お誘いあわせの上、たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。

日時

2022年8月4日(木)16:00~19:00(開場15:30)

会場

日本大学理工学部駿河台校舎 タワースコラ1階
(東京都千代田区神田駿河台1-8-14)

アクセス

https://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/surugadai/

参加費

一般:1,000円 学生:500円

プログラム(予定)

開会あいさつ(与那嶺仁志)
はじめに(金田勝徳)
基調講演(斎藤公男)
書籍の構成(竹内徹)

平成時代の構造デザイン(進行:金田充弘)

  1. スーパトラクチャーから制振・免震構造へ移行した超高層(原田公明)
  2. 地震応答制御によって生まれる多彩な建築(山脇克彦)
  3. 時代の要請に応える既存建築の耐震改修と利活用(満田衛資)
  4. 時代の要請に後押しされて華やいだ大空間構造とスタジアム(細澤治)
  5. 多様な合理性を展開したハイブリッドテンション構造(宮里直也)
  6. 空間の多様性を演出する膜構造(小澤雄樹)
  7. 単純な幾何学形態から脱却したRCシェル構造(浜田英明)
  8. RC・PCの新たな造形と空間表現(早稲倉章悟)
  9. 多様な鋼材の応用によって高まる薄さ・軽さ・透明感(多田脩二)
  10. 材料特性の活用と社会の要請から生まれたハイブリッドな構造(伊藤潤一郎)
  11. 大規模から中規模への木造建築の領域の拡大と木質材料・接合部の多様化(山田憲明)

まとめ
 対談 佐々木睦朗×佐藤淳
 総括 金箱温春

主催

日本構造家倶楽部

問合せ

a-Forum
TEL:03-5281-7880 FAX:03-5281-7881
Mail:a-forum@a-forum.info

詳細・申込み

URL:https://ws.formzu.net/fgen/S274164684/
PDF :https://kenchiku.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/07/evt20220715-2.pdf


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