吉阪隆正展「ひげから地球へ、パノラみる」
概要

東京都現代美術館では、東京出身の建築家・吉阪隆正(1917-1980)の展覧会を開催します。

吉阪隆正は戦後復興期から1980年まで活躍した建築家です。「考現学」の創始者として知られる今和次郎や近代建築の巨匠ル・コルビュジエに師事し、人工土地※の上に住む住宅《吉阪自邸》、文部大臣芸術選奨(美術)を受賞した《ヴェネチア・ビエンナーレ日本館》、日本建築学会賞を受賞した《アテネ・フランセ》、東京都選定歴史的建造物に指定された《大学セミナー・ハウス本館》などを手掛け、コンクリートによる彫塑的な造形を持った独特の建築で知られています。

“建築は世界で相互理解するための一つの手がかりではないかと考える”―吉阪隆正の講演より

一方で、建築だけにはおさまらない領域横断的な活動に取り組み、地球を駆け巡ったその行動力から、建築界随一のコスモポリタンと評されてきました。本展サブタイトル「ひげから地球へ、パノラみる」は、吉阪による造語を組み合わせたものであり、地域や時代を超えて見渡すことなどを意味する“パノラみる”と、自身の表象であり等身大のスケールとしての“ひげ”、そして個から地球規模への活動の広がり、という意味を込めました。本展は吉阪隆正の活動の全体像にふれる公立美術館では初の展覧会となります。

日時

2022年3月19日(土)〜6月19日(日)10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)

会場

東京都現代美術館 企画展示室 1F
(東京都江東区三好4-1-1 木場公園内)

アクセス

https://www.mot-art-museum.jp/guide/access/

休館日

月曜日(3月21日は開館)、3月22日

観覧料

一般1,400円 / 大学生・専門学校生・65歳以上1,000円 / 中高生500円 / 小学生以下無料

関連イベント

関連トーク/ギャラリーツアーを開催予定
※詳細は下記ウェブサイトで順次公開いたします。ご確認の上ご参加ください。

主催

公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館

詳細

https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/takamasa-yosizaka/


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