東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展
概要

東山魁夷(1908-1999)は、静謐で澄み切った叙情性を湛えた風景画で知られる日本画家です。戦後の日本画壇で高く評価され、その作品は今なお根強い人気を誇ります。
数々の名作を残した東山が、10年もの歳月を費やして完成させた記念碑的大作が、律宗の総本山、奈良・唐招提寺御影堂の障壁画です。御影堂は唐招提寺を創建した唐の高僧・鑑真和上の尊像を安置するため昭和39(1964)年に建立されました。
その障壁画と尊像を納める厨子の制作を受託した東山は、日本の自然と鑑真和上の故郷である中国の風景を、5室の障壁画、全68面に描きました。

本展では、通常非公開となっているこの障壁画を北陸で初めて公開します。部分的に御影堂を再現して障壁画を展示するほか、日本と中国の各地を歩いて描き溜めたスケッチもあわせて展示し、東山魁夷が鑑真和上に捧げた祈りの美の世界を紹介します。

会期

2021年9月18日(土)~11月7日(日)
【前期】9月18日(土)~10月12日(火)
【後期】10月14日(木)~11月7日(日)
※会期中一部作品の展示替えがあります。障壁画は通期で展示します。

開館時間

9:30〜18:00(入館は17:30まで)

会場

富山県美術館 展示室2、3、4
(富山県富山市木場町3-20)

アクセス

https://tad-toyama.jp/visitor/access

休館日

毎週水曜日、9月21日(火)、11月4日(木)
※11月3日(水)は開館

観覧料

一般:1,500円、大学生:1,000円、一般前売り:1,200円

主催

富山県、東山魁夷展実行委員会(富山県美術館、北日本新聞社)、日本経済新聞社

詳細

https://tad-toyama.jp/exhibition-event/15114


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