保存再生学シンポジウム2021 第1回
「歴史的建築物の保存再生デザインを考える─ 建築遺産と産業遺産のあいだ─ 」
概要

近年、日本でも歴史的建築物の活用や保存再生、改修が盛んになりつつある。その改修のあり方は、手の加え方を最小限に止め、当初の姿を極力守るべき作品性の高い文化財的なものから、現代の活用に合わせ、大胆に新しいデザインを導入する産業遺産的なものまで、それぞれの歴史的価値や特徴によって大きく異なってくるはずだ。しかし、そのことは十分に認識されていないかもしれない。
今回のシンポジウムでは、近年実現した建築遺産と産業遺産の優れた改修事例である、嵐山カントリークラブ・クラブハウス(天野太郎設計/1961年竣工/2019年改修竣工/2021年BELCA賞受賞)と、カモ井加工紙第三撹拌工場史料館・第二製造工場倉庫(2012・13年改修竣工/2014年JIA中国建築大賞・特別賞受賞)に着目する。
建築遺産と産業遺産では改修の考え方や方法の何が異なるのか。歴史的建築物の何を残し、いかに守るか。そして何を変え、いかに創るか。改修設計者のお二人をお招きし、その歴史的建築物に対する向き合い方やそのデザインのあり方について検討する。

日時

2021年7月4日(日)13:30~17:00

会場

YouTubeによる開催

講師
(敬称略)

平井 充(建築家/メグロ建築研究所主宰/DOCOMOMO Japan理事)
武井 誠(建築家/TNA共同主宰/京都工芸繊維大学特任教授)

プログラム

趣旨説明:笠原一人(京都工芸繊維大学助教)

講演:平井 充「嵐山カントリークラブの改修設計プロセスと手法」
講演:武井 誠「新しい価値を生み出す改修のカタチ-カモ井加工紙工場の改修プロジェクトを通して-」

ヘリテージ・アーキテクト養成講座について:清水重敦(京都工芸繊維大学教授)
討論会:平井 充+武井 誠+田原幸夫(京都工芸繊維大学客員教授)+笠原一人

定員

300名(要申込)

申込方法

下記ホームページのURLにアクセスし予約専用フォームからお申し込みください。

主催

京都工芸繊維大学大学院建築学専攻/京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab

問合せ

martinez@kit.ac.jp(担当:マルティネス)

詳細

https://www.d-lab.kit.ac.jp/events/2021/heritage-symposium-2021/