公開シンポジウム「縮小社会における持続可能な地域のつくり方」
概要

空き家問題や都市の縮小など、縮小社会の中でわが国の建築や都市を取り巻く諸問題が顕在化しています。日本建築学会では、2030年を目途に今後の都市・建築の在り方を包括的に検討するために、建築計画委員会、都市計画委員会、建築社会システム委員会の3つの常置委員会メンバーが共同で、「縮小社会における都市・建築の在り方検討特別研究委員会」を2018年4月から2年間の設置期間で設立し活動を行ってきました。
昨年9月には、金沢工業大学での2019年度建築学会大会において、「2030年の都市・建築・くらし ─縮小社会のゆくえと対応策」というテーマで、委員会メンバーに加え、藻谷浩介氏、馬場未織氏、猪熊純氏をゲストに迎え、研究協議会を実施いたしました。
本年3月までの活動期間の集大成として、下記の通り、シンポジウムを実施する予定ですので、縮小社会における都市や建築、暮らしのあり方、持続可能な地域づくり等についてご関心のある方は、ぜひご参加いただきたく、お願い申し上げます。

日時

2020年3月19日(木)13:00~17:00

会場

日本建築学会 建築会館ホール(東京都港区芝5丁目26番20号)

アクセス

https://www.aij.or.jp/jpn/guide/map.htm

主催

(一社)日本建築学会 縮小社会における都市・建築の在り方検討特別研究委員会

プログラム
(敬称略)

趣旨説明(13:30~13:40)
田村 誠邦(別研究委員会委員長)

第一部 基調講演(13:40~14:30)
『持続可能な地域のつくり方:SDGs時代の地方創生論』
筧 裕介(issue+design)

第二部 地域からの実践報告(14:30~15:30)

  1. 地方の経年不動産がまちの資源になる時代
    ~つながりを重層化するビンテージ不動産 吉原 勝己(吉原住宅/スペースRデザイン)
  2. DIYリノベで愛着あふれる街づくり~大牟田銀座通り商店街~
    大牟田ビンテージのまち 冨山 博史
  3. 過疎はチャンス!課題を資源に変える空き家再生の取り組み〜
    薩摩半島先端の小さな町の挑戦〜 加藤 潤(NPO法人頴娃おこそ会)

第三部 パネルディスカッション(15:40~17:00)
『縮小社会における持続可能な地域のつくり方』
司会:田村 誠邦(前掲)
パネラー:筧 裕介(前掲)、吉原 勝巳(前掲)、松村 秀一(東京大学)、樋口 秀(新潟工科大学)

参加費

会員1,500円、会員外2,000円、学生500円(資料代含む。当日会場でお支払い下さい)

定員

300名(申込み先着順)

申込締切

2020年3月18日(水)

申込み・詳細

https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=625430


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