インポッシブル・アーキテクチャー ―建築家たちの夢〈大阪〉
概要

建築の歴史を振り返ると、完成に至らなかった素晴らしい構想や、あえて提案に留めた刺激的なアイディアが数多く存在しています。未来に向けて夢想した建築、技術的には可能であったにもかかわらず社会的な条件や制約によって実施できなかった建築、実現よりも既存の制度に対して批評精神を打ち出す点に主眼を置いた提案など、いわゆるアンビルト/未完の建築には、作者の夢や思考がより直接的に表現されているはずです。
この展覧会は、20世紀以降の国外、国内のアンビルトの建築に焦点をあて、それらを仮に「インポッシブル・アーキテクチャー」と称しています。ここでの「インポッシブル」という言葉は、単に建築構想がラディカルで無理難題であるがゆえの「不可能」を意味しません。言うまでもなく、不可能に眼を向ければ、同時に可能性の境界を問うことにも繋がります。建築の不可能性に焦点をあてることによって、逆説的にも建築における極限の可能性や豊饒な潜在力が浮かび上がってくる――それこそが、この展覧会のねらいです。
約40人の建築家・美術家による「インポッシブル・アーキテクチャー」を、図面、模型、関連資料などを通して読み解きながら、未だ見ぬ新たな建築の姿を展望します。

会期

2020年1月7日(火)~3月15日(日)
会期中に一部展示替えがあります。
前期:1月7日(火)~2月9日(日) 後期:2月11日(火・祝)~3月15日(日)

開館時間

10:00~17:00、金曜・土曜は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで

休館日

月曜日(ただし、1月13日(月・祝)、2月24日(月・休)は開館し、翌日休館)

会場

国立国際美術館(大阪府大阪市北区中之島4-2-55)

アクセス

http://www.nmao.go.jp/info/access.html

観覧料

一般900円、大学生500円

関連イベント

【対談】
五十嵐太郎(本展監修者、東北大学教授)×橋爪紳也(大阪府立大学研究推進機構特別教授、大阪府立大学観光産業戦略研究所所長)
※1月11日(土) 14:00~/B1階 講堂
※参加無料、先着130名、当日10:00から整理券を配布します

磯崎新(建築家)×浅田彰(批評家)
※2月15日(土) 14:00~/B1階 講堂
※参加無料、定員130名、要事前申込(1月17日(金)必着)
申込方法は下記ホームページのPDFをご覧ください。

【〈プレミアムフライデー企画〉ギャラリー・トーク 】
※1月31日(金)18:00~ /B3階展示室
※参加無料(要観覧券)、開始30分前から聴講用ワイヤレス受信機を貸し出します(先着90名)

※2月28日(金)18:00~ /B3階展示室
※参加無料(要観覧券)、開始30分前から聴講用ワイヤレス受信機を貸し出します(先着90名)

【講演会】
「永遠の勾配──荒川修作+マドリン・ギンズ作品のなかの建築ドローイング」
講師:アイリーン・ソヌ(コロンビア大学アーサー・ロス建築ギャラリー 展示ディレクター)
※2月24日(月・休) 14:00~/B1階 講堂
※逐次通訳付
※参加無料、先着130名、当日10:00から整理券を配布します
※共催=JSPS科研費JP17H02289・関西大学東西学術研究所

「カナダ建築センターのコレクションに見る建築家たちの夢」
講師:マルティン・デ・フレッター (カナダ建築センター コレクション部門長)
※3月14日(土) 17:00~/B1階 講堂
※逐次通訳付
※参加無料、先着130名、当日10:00から整理券を配布します

【ギャラリー・トーク 】
※2月29日(土)14:00~ /B3階展示室
※参加無料(要観覧券)、開始30分前から聴講用ワイヤレス受信機を貸し出します(先着90名)

主催

国立国際美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会

詳細

http://www.nmao.go.jp/exhibition/2019/architect.html