太田喜二郎と藤井厚二
—日本の光を追い求めた画家と建築家—
概要 |
近代京都の洋画家・太田喜二郎と、近代京都の建築家・藤井厚二。本展は、絵画と建築というジャンルの異なる二人について、その交流を通じ紹介することで、日本の近代文化の一側面に光をあてます。
太田喜二郎は東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後、ベルギーに留学し、明るい光を印象派風の点描で描く技法を身につけました。そして帰国後は、日本の柔らかな光を描く方法を模索しました。一方、藤井厚二は東京帝国大学(現・東京大学)を卒業、竹中工務店に勤務して後、欧米を視察、帰国後は西洋の技術を取り入れながらも、日本の気候風土にあう住宅を追究しました。その究極が、大山崎にある自邸「聴竹居」(重要文化財)です。
京都帝国大学(現・京都大学)建築学科でデッサンを教える講師として招かれた太田は、同じ頃に講師として着任した藤井と知り合います。やがて、太田は自邸の設計を藤井に任せ、また二人は茶事などを通じて交流を深めていきます。本展は、そんな太田と藤井の仕事を、新発見の資料などを踏まえて、絵画と建築をクロスさせた新たな視点から紹介します。
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会期 |
2019年4月27日(土)〜6月23日(日)
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開館時間 |
10:00~19:30(入室は19:00まで)
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休館日 |
月曜日(ただし4月29日、5月6日は開館、5月7日は休館)
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会場 |
京都文化博物館 2階総合展示室「京の至宝と文化」
(京都市中京区三条高倉)
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アクセス |
http://www.bunpaku.or.jp/info/access/
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入場料 |
一般500円、大学生400円、高校生以下無料
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関連イベント |
① シンポジウム「太田喜二郎と藤井厚二」
日時:2019年6月2日(日)14:00〜17:00
パネリスト:石田潤一郎氏(武庫川女子大学客員教授/京都工芸繊維大学名誉教授)、中谷至宏氏(京都市美術館)、
松隈章氏(竹中工務店)、山田真規子氏(目黒区美術館)、植田彩芳子(当館学芸員)
会場:京都文化博物館 別館ホール(定員170名)
② ぶんぱく京都講座「太田喜二郎の画業と生涯」
日時:2019年6月16日(日)
講座|13:30〜15:00
特別解説|15:30〜16:00(希望者向け、展示室での特別解説)
講師:植田彩芳子(当館学芸員)
会場:京都文化博物館別館 2階講義室(定員40名)
③ 建築ツアー「藤井厚二を訪ねて」
【第1回】喜多邸と聴竹居 日時:2019年5月11日(土)13:00〜18:00頃
【第2回】八木邸と聴竹居 日時:2019年6月8日(土)13:00〜18:00頃
※上記イベントはいずれも要事前申込み。詳細は下記ホームページをご確認ください。
④ 学芸員によるギャラリー・トーク
日時:2019年5月24日(金)、6月7日(金)、6月14日(金)
※各日とも18:00から30分程度、展示室内にて行います。
※事前申込不要、当日の入場者に限ります。
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関連展示 |
京都国立近代美術館 2019年度第2回コレクション展「太田喜二郎」
会期:2019年4月26日(金)〜6月9日(日)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)金曜日、土曜日は20:00まで(入館は19:30まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が休日に当たる場合は、翌日が休館)
星野画廊「京都近郊の農村風景を描いた:太田喜二郎とその周辺
―光風会・関西美術会・華畝会の洋画家たち―」
会期:2019年5月11日(土)〜6月1日(土)
営業時間:10:30~18:00
休廊日:毎週月曜日と5月19日(日)
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主催 |
京都府、京都文化博物館、読売新聞社、美術館連絡協議会
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詳細 |
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_shibun_post/nihonnohikari/
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