課題 |
第40回 課題 終い(しまい)| 住まい
建築や都市においては、例えば200年住宅を目指す長期優良住宅制度のように、長生きする、成長する為の方策は様々に考えられてきましたが、幸せな死の迎え方や、その先に残されるものを提示する事は中々できていないように思います。
消滅可能性都市に言及した増田レポートから10年が経ちましたが、消滅と聞いてポジティブなイメージを抱くのは確かに難しいかもしれません。あるいは、創造するという行為に対して、終わる、費えることは相対するネガティブな概念として避けられてきたとも言えます。
一方で、最後だからこそ全力を注げたり、それを終えた時に見える景色があったり、次の目標に出会えるなど、終わりがあることで見つかる希望だってありそうです。
そこで、今回は終わり=終い(しまい)に着目したいと思います。
何の「終い」なのかは時間的にも空間的にもいろいろな解釈があり得ます。
みなさんの考える「終い」と、
そこから見える / そこから始まる / そこへ向かう住まいのあり方を教えてください。
枠にとらわれない、自由な可能性を募集します。
文:水谷 夏樹 (審査員長)
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応募資格 |
応募資格についての制限はない。
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スケジュール |
・応募締切:2024年10月15日(火) 当日消印有効
・1次審査会:2024年10月27日(日)
・2次公開審査会・表彰式・記念講演会:2024年11月24日(日)[講師:畝森泰行]
会場・その他 詳細については、11月上旬にWebサイトにて公表予定。
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提出物 |
①プレゼンシート
用紙の大きさはA2判(420mm×594mm)とする。
着色など、表現上の制約はない。
各自の提案内容に沿って自由に提案すること。
※計画地、計画面積、家族形態、生活様式等の制限はない。
また独立住宅、集合住宅、その他の居住形態の制限もない。
・用紙は縦使い、または横使いとし、1枚(片面)にまとめること。
・パネルなど巻けないものは不可とする。また模型などは受付ない。
・氏名や暗号等目印となるものは記入しないこと。
②プレゼンシートのデータ:PDF形式
・データの保存名称には、作品名を記すこと。
・データは USB メモリで提出のこと。
・USB 本体に代表者氏名を明記すること。
③申込用紙
Webサイトから専用の申込用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、提出のこと。
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応募方法 |
専用の申込用紙に必要事項を記入の上、プレゼンシートとデータ(PDF 形式)とともに設計競技事務局に提出のこと。
プレゼンシートは、折ったり丸めたりしないこと。
申込用紙は、プレゼンシートに貼り付けないこと。
(申込用紙は JIA 東海支部設計競技 Web サイトよりダウンロード可能)
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審査員(敬称略) |
審査員長 水谷夏樹(水谷夏樹建築設計事務所 / 名古屋市立大学非常勤講師 / JIA会員)
ゲスト審査員 畝森泰行(畝森泰行建築設計事務所 / JIA会員)
審査員 澤 秀俊(澤秀俊設計環境/SAWADEE / JIA会員)
佐藤布武(名城大学准教授 / 一般社団法人生活民芸舎)
三谷裕樹(ナノメートルアーキテクチャー)
諸江一紀(諸江一紀建築設計事務所 / 愛知淑徳大学教授)
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表彰 |
・金賞 1 点 賞状、商品券 10 万円、記念品
・銀賞 2 点 賞状、商品券 5 万円、記念品
・銅賞 3 点 賞状、商品券 3 万円、記念品
・奨励賞 若干名 賞状、商品券 1 万円、記念品
・ゲスト審査員特別賞 若干名 賞状、商品券 1 万円、記念品
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主催 |
公益社団法人日本建築家協会東海支部
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提出先・問合せ |
(公社)日本建築家協会 東海支部 設計競技事務局
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄四丁目3の26 昭和ビル 5 階
E-mail:jia.tokai.sekkei.kyogi@gmail.com
※問い合わせはメールのみ対応
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詳細 |
http://www.jia-tokai.org/competition/top.htm
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