第 23 回環境・設備デザイン賞
趣旨

建築における環境・設備技術の役割は一段とその重みをましており、建築のデザインに対して、設備機器や設備システムのデザインが大きく関与していることが明らかとなってきています。
環境・設備デザインは、建築設備分野において従来あまり意識されることのなかった審美性などの「感性」に関する要素に焦点をあて、これに「機能性」「経済性」と環境問題も視野に入れた「社会性」を加えた4つの評価軸により、総合的かつ客観的な評価が可能と考えます。環境・設備デザインに的確で客観的な評価が広く一般社会に公開され、認知されることが望ましいと考えます。
そのために優秀な「環境・設備デザイン」に対して賞を送って表彰することを趣旨とします。

部門構成

Ⅰ.設備器具・システムデザイン部門
汎用性のある設備器具・設備機器・設備システムを対象とする部門

Ⅱ.建築・設備統合デザイン部門
設備機器、システムが調和的、機能的に統合化されている環境建築を対象とする部門

Ⅲ.都市・ランドスケープデザイン部門
建築とランドスケープの調和、都市空間や広場の提案など、より広がりのある地域や空間・環境を対象とする部門

賞構成

上記 3 部門ごとに最優秀賞、優秀賞、入賞、BE 賞を選定し表彰します。
また上記に加え、特別賞、奨励賞を決定する場合があります。

応募作品

2024年3月31日までに竣工した建築物、設備、またはこれに類するもので、本顕彰制度の趣旨に沿ったものであることとします。なお、第I部門において、応募作品が開発製品・システムなどの場合は、2024年3月31日までに開発が完了(検証が為されており、必要に応じてデータ提出可能)したものとします。応募作品が開発完了の段階である場合は、応募申込書の「設置場所の概要」にその旨注記をお願いします。

応募資格

対象とする施設・設備の発注者、設計者、施工者、製造者、管理者などで、その環境・設備デザインの創出に関わった個人又は会社・団体などとします。

スケジュール

応募登録申込受付開始  2024年10月1日(火)
応募登録締切      2024年11月15日(金)
応募作品説明パネル及び評価書の提出締切 2024年12月16日(月)
第一次審査       2025年3月4日(火)
第二次審査       2025年4月8日(火)
授与式         2025年5月22日(木)

審査員

【審査委員長】
古谷 誠章 (早稲田大学 理工学術院建築学科 教授)
【審査委員】
稲山 正弘(株式会社ホルツストラ 一級建築士事務所 主宰、東京大学名誉教授)
オウミ アキ(株式会社 office ma クリエイティブディレクター)
大岡 龍三(東京大学生産技術研究所 教授)
角舘 政英(ぼんぼり光環境計画 代表、東京都市大学 客員教授)
木藤 阿由子(株式会社エクスナレッジ 建築知識ビルダーズ 編集長)
金野 千恵(t e c o株式会社 代表取締役、京都工芸繊維大学 建築学専攻 特任准教授)
竹部 友久(株式会社日本設計 執行役員 第1環境・設備設計群長)
丸山 幸伸(株式会社日立製作所 研究開発グループ 主管デザイン長、武蔵野美術大学 造形構想学部 クリエイティブイノベーション学科 教授)

主催

一般社団法人 建築設備綜合協会

提出先・問合せ

(一社)建築設備綜合協会「環境・設備デザイン賞」実行委員会事務局 担当:金子 輝
〒108-0014 東京都港区芝 5-26-20 建築会館 6 階
TEL:03-5445-4266 FAX:03-5445-4272
E-mail:award@abee.or.jp
建築設備綜合協会ホームページ:http://abee.or.jp/

詳細

http://abee.or.jp/designaward/


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