2020年度 JIA環境建築賞
趣旨

「JIA環境建築賞」は、今年21回目を迎えるにあたり、グランプリである「JIA環境大賞」を創設します。創設の理由のひとつに、昨今の環境や社会の劇的な変化があります。地球環境温暖化による自然災害が年々威力を増し、感染症のパンデミックは人類を脅かしています。それらを前に都市や建築は脆弱性を露呈し、社会が根底から揺らいでいます。
効率化や均質化、モダニズムとグローバリズムによって、建築は自由と多様性を手に入れました。しかしそれと同時に、環境と並走することを放棄してしまったのです。環境とは、私たち人間活動を取り巻くすべてを指しています。本来建築をつくることは、その土地がもつ歴史や記憶、地形、風土、文化などを丁寧に読み解き、人間活動を豊かにする、時間をも超えた創造的な行為です。我々建築家は現代の状況を真摯に受け止めたうえで、未来を見据え、何を考え、何をすべきでしょうか。それを問うためにも、グランプリの設立は必要であると考えました。
これからの「環境建築」に求められるのは、建築単体としてだけでなく、都市や社会、暮らしと密接につながりをもった“生き続ける建築”です。「JIA環境大賞」では、「環境建築とは何か」という建築家の強いメッセージとなる作品や活動を評価します。建築はもちろん、建築を通したランドスケープや土木、まちづくりや保存活動など、都市や自然と人間活動と一体化した環境建築を広く求めたいと思います。

審査委員長 小堀哲夫

概要

地球温暖化の危機に対して強いメッセージを送る環境建築や環境活動を広く公募し、日本国内のみならず、世界の建築家ネットワークを通じてJIAの環境活動を広く公表するとともにARCASIAなどの国際会議での発表の機会を提供します。本年度の審査委員長の趣旨文を参考にして応募ください。

登録期日

2020年8月3日(月)【消印有効】

応募作品の対象

2016年4月1日から2019年3月末までに日本国内で竣工し実在する建築作品(改修を含む)とその活動が対象です。
また、応募は1回限りとします。作品の他賞への受賞歴は不問です。

応募資格および
応募の方法
  1. 応募者は本会正会員または日本の建築士資格を有する、あるいは、海外の相当する資格を有する者である、当該作品の主たる設計者とします。応募作品の数は制限しません。
  2. 審査員が直接関わった作品は応募できません。また、審査委員と関係の深い方(師弟・協同者、または同一組織)の作品については、その審査員は当該作品の評価・評決・講評・現地審査等に参加しません。
  3. 応募後の設計者、協同者の変更は一切受け付けません。
審査委員
(敬称略)

【審査委員長】
 小堀哲夫

【審査委員】
 末光弘和、彦根アンドレア、佐々木邦治、菅健太郎、村田博道

応募料

応募作品1作品につきJIA正会員1万円、JIA正会員以外は3万円、応募諸費用は応募者負担となります。

選考結果の発表・表彰
  1. 公開審査当日に、選考結果が発表されます。
  2. 表彰式は4月に予定しています。
応募送付・問合せ

(公社)日本建築家協会「JIA環境建築賞」事務局
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-3-18 JIA館 4F
tel:03-3408-7125
Email:saa@jia.or.jp

主催

(公社)日本建築家協会

詳細

http://www.jia.or.jp/resources/news_files/001/181/0000509/9nDfo25A.pdf